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美味しいコーヒー ページ11
コナンside
一瞬だったけど、明らかに動揺が見られた。
｢(綺麗だ…って褒めたつもりだけど地雷だったか？)｣
だが、あの動揺が嘘のように興奮する目の前の彼女に自分の思い違いか…？と頭をひねる
｢ーーーこのコーヒーほんとに美味しいわね、コナンくん！ハムサンドも絶品！昼間に出歩いた甲斐あったわね｣
｢落ち着いてユエさん。ハムサンドは逃げないから｣
やっぱり思い違いだろうか？
｢こんなに美味しいコーヒーが飲める喫茶店が近くにあるなんて幸せねぇ｣
｢はは、そんなに気に入ったの？｣
｢ええ。他人がいれるコーヒーとしては２番目ぐらいに｣
｢２番、ですか。１番はどなたのでしょう？｣
｢(げっ、また安室さんかよ…)｣
さっきからするりと会話に入ってこようとする。
｢(もしかして、ユエさんに惚れたとか…？)安室さん、仕事は？｣
｢ん？大丈夫だよ。君たち以外にお客さんいないからね｣
｢ははは、いつの間に…｣
安室さんに群がっていたはずの女性客はどこいったんだ。
｢で、１番美味しいコーヒーを作る方はどんな人ですか？｣
｢気になります？｣
｢ええ。せっかくなら１番だと言ってもらいたいので｣
｢ふふっ、そうですねぇ……私を日本に呼んだ�牴�矢昴�瓩箸い�人がいれたコーヒーが１番美味しい、と思います｣
｢え゛｣
昴さん！？
◇
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作者名：朱狐 | 作成日時：2018年4月27日 14時
