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悲鳴と童謡が至る所から聞こえてくる。
けれど、そのおかげか足音で気付かれる事はなさそうだった。そのままガツガツと進んでいくと、椅子とテーブルが乱雑に積み重ねてある、一本道の廊下にたどり着く。
「流石にここは通らないよな、A?な?」
もの凄く不安そうに聞いてくる修に対して、俺は「わざわざバリケード積んであるなら出口ぐらいあるだろ」とバリケードをどかし始める。
そんな俺を見て、修は引いていたが、一応協力してくれた。
特に何事もなくバリケードをまたいで通れるぐらいにまでにできる。
廊下の一番先には、最初に来たところのような壁が行き止まりにいた。明らかに異質な雰囲気を放つその壁は、まるで「来い」とでも言ってきそうに感じれる。
修とてこずりつつバリケードを通り抜け、とりあえずあいつらが来る前に壁へ向かって走り出す。
「ちょ、どこ向かっ」
修が引き返そうとしたが、構わず腕を引っ張り続ける。こんな廊下に、あんな意味ありげにバリケードは置かないはずだ。
そんな根拠もない考えの元、走り続ける。
数m__。
壁との距離が縮まっても、俺は減速を一切しない。何故か唐突に突っ込もうと思ったのだ、マトモになったと思ったが、化け物に追われ過ぎて頭がおかしくなったのかもしれない。
「こ、これ以上はぶつかるって!」
修がなにか言ってるが、俺の耳には入らなかった。
そのまま進み続けると、壁がもう間近に見える。
俺は覚悟し、目を瞑った。
壁に体当たりした瞬間、俺らは落ちていく。
その浮遊感と、壁をすり抜けたという非現実的な現象を感じながら、仲良く悲鳴上げる。
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魔裟斗(プロフ) - トめAと@カド松さん» 主人公君のスタミナと精神が削れていく...多分主人公君なら大丈夫ですよ!多分 (2022年11月20日 10時) (レス) id: c664745501 (このIDを非表示/違反報告)
トめAと@カド松(プロフ) - う、運が致命的に悪い…level!からlevel fun:)は流石に同情しちゃう… (2022年11月20日 9時) (レス) @page32 id: 98a0a1531c (このIDを非表示/違反報告)
魔裟斗(プロフ) - トめAと@カド松さん» 面白いと言って頂きありがとうございます!励みになります!パイプドリームから無事抜け出せても、レベル6やらありますからねぇ...主人公がどんな結末を辿るか、楽しみにして下さい! (2022年10月27日 6時) (レス) id: c664745501 (このIDを非表示/違反報告)
トめAと@カド松(プロフ) - レベル0の足音・・・レベル0ってたしか二人以上同時に会えない性質あったし多分エンティティだな・・・パイプドリームにはたどり着いたがはたして・・・ backroomsの作品少なくて、見に来てしまいました・・・!面白いです。頑張って下さい! (2022年10月26日 21時) (レス) @page13 id: 8b7bdbc23e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:魔裟斗#MEG日本支部 x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2022年10月17日 21時