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そのまま進んでいると照明がついていないところへ来る。
当たり前だが、そこは薄暗いを通り越してもはや何も見えないぐらいだった。そういえば、こういうところにもエンティティがいるらしい。警戒しておこう。
にしても、このままじゃ少し危ないな。
「懐中電灯を付けてと......」
光を発する部分をクルクルさせたりしてみたが、付かない。スイッチを入れても付かない。
どうなってんだよぉ！！クソォ！！
イライラして懐中電灯をブンブンすると、ようやく光が灯る。光で道が見えても、パイプが増えた気がする程度で、案の定さっきの景色とは変わらない。
扉ぐらいあって欲しいと、祈りつつ左右の壁を見る。
早く次のレベルに行きたい......
二本目のアーモンドウォーターも飲み干しそうと言う時、前を見る。
「は？、えっ」
そこには、白くて、歯を見せながら笑っている怪物がいた。胴体やらは確認できず、その白く光るスマイルしかないようにみえる。
何かカートゥーンアニメのキャラのようで可愛く見えてもくるが、この状況だとそんな事思う余裕もない。
暑さで頭が回らず、どうするかと立ち尽くしていると、そいつはこっちへ足音すら出さず急接近してきた。
こっちくんなあああああ！！！
本能的に逃げても無駄だと感じ、懐中電灯を怪物の方へぶん投げる。がむしゃらに投げた懐中電灯は怪物には当たらず、怪物の上を通り抜けた。
それを見て、懐中電灯の落ちる音も聞かず急いで来た道を戻ろうとする。が、怪物が向かったのは俺の方向ではなく、飛んで行った懐中電灯の方向だった。
どっ、どっかいったのか？
とりあえず命の危機は去ったようだ。でも、ゆっくりとはしていられない。
アイツが戻ってくる前に速く扉を探さないといけなくなった。
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魔裟斗(プロフ) - トめAと@カド松さん» 主人公君のスタミナと精神が削れていく...多分主人公君なら大丈夫ですよ！多分 (2022年11月20日 10時) (
レス) id: c664745501 (このIDを非表示/違反報告)
トめAと@カド松(プロフ) - う、運が致命的に悪い…level！からlevel fun:)は流石に同情しちゃう… (2022年11月20日 9時) (レス) @page32 id: 98a0a1531c (このIDを非表示/違反報告)
魔裟斗(プロフ) - トめAと@カド松さん» 面白いと言って頂きありがとうございます！励みになります！パイプドリームから無事抜け出せても、レベル6やらありますからねぇ...主人公がどんな結末を辿るか、楽しみにして下さい！ (2022年10月27日 6時) (レス) id: c664745501 (このIDを非表示/違反報告)
トめAと@カド松(プロフ) - レベル0の足音･･･レベル0ってたしか二人以上同時に会えない性質あったし多分エンティティだな･･･パイプドリームにはたどり着いたがはたして･･･ backroomsの作品少なくて、見に来てしまいました･･･！面白いです。頑張って下さい！ (2022年10月26日 21時) (レス) @page13 id: 8b7bdbc23e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魔裟斗#MEG日本支部 x他1人 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2022年10月17日 21時
