W trouble

Pink Police ページ14

…意外と瞬発力がある
　


俺の蹴りや殴りを避けて反撃してくる余地があるって…なかなかじゃん



しかも、拳のスピードが速い
　
　

sk「ねぇ、何かスポーツでもやってるの？」



「やってた。



クソみたいな法律のせいで出来なくなったけどな」



sk「へぇ…」



今はやってないんだ、残念



「…時間や」



sk「へ、時間？」



すると思いっきり倒された



sk「え」



「悪いな。



今はまだ捕まる訳にはいかんねん」



sk「ハイソウデスカって言って逃すわけないじゃん‼︎」



起きあがろうとするけど押す力が強い



「まだここにいたか‼︎」



そこに別の声が…他の『W trouble』だ



「扉開けたまま発進してくれ。



俺は飛び乗る‼︎」



「わかった、運転頼めるか？」



「もちろん」



黄色とオレンジ



オレンジが運転席に乗ってアクセルを踏む



sk「いいの、置いてかれるけど」



「皆が置いてく訳ない。



置いてかれてるのは…そっちやろ」



瞬間、押さえるのをやめて車に向かって走り出した



俺も起き上がって追いかけるけど車はスピードに乗って遠くなっていった



ナンバーも隠されてる



sk「…あ」



通信機…あの車の中だ

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