展開的に異世界のやつと似てる ページ2
＊
｢――うぎゃあああああああああああああああああああああああああああああ!!｣
｢!?｣
断末魔の声で起こされるなんて聞いてない。
こちとら鬼のような作業が終わって漸く眠りについたというのに。
あの騒がしい声は、ホb…じゃなくて、ロボロか…?
ぼやけた視界では何も見えない。眼鏡は、眼鏡は何処だ。割とすぐに見つかったそれをかけながら、身体を起こし考える。
僕は自分のベットで寝た筈だ。なのにベットにしては硬すぎるし寝心地が悪いにも程がある。
というか、何で僕は目覚まし時計ではなくロボロ(仮)の声で起こされたんだ?
｢…え？｣
視界がハッキリしてきた所で、思わず目を凝らしてしまったのは言うまでもない。レンズを通して見えた景色は、全くもって見覚えなどなかったのだから。
｢(拉致、ドッキリ?にしては壮大過ぎるし……)｣
幾らかの考察を出してはみるものの非現実的すぎてついていけない。仕事上、こんなシチュエーションは何度か体験はしていなくもない。だが、今回に至っては何かが違う気がするのだ。
念の為、自身の頬をつまんだが痛みがあるのでこれは夢でない。極めつけは
｢誰かああああ!!助けてえええええ!｣
僕を起こした(不本意)当事者の姿を確認出来たこと。
――おはよう世界。
そう呑気に言っている場合ではないらしい。
口元を引き攣らせながらそんなことを思った。
_____
｢うぎゃああああああああああああああ!!｣
｢っ!?｣
鼓膜を震わせるほどの叫び声は、沈みかけていた意識を現実へと引き戻すには十分だった。身構えてしまったのは当然の反応だろう。
断末魔という名の叫び声は森一帯通して響き渡った。例えるなら、敵陣に自身の場所をバラしているぐらいの大きさ。
声からして(断末魔だったけど)完全に人だ。距離からしてそう遠くないようだ。
｢(…行ってみるか)｣
腰に
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うゅ - いつまでも更新待ってます！ (2019年7月6日 2時) (
レス) id: cb2d6bad92 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - もふまる。さん» ありがとうございます！好きなものの組み合わせは最高ですよね！ (2019年6月13日 1時) (レス) id: b62f39a03d (このIDを非表示/違反報告)
もふまる。(プロフ) - わぁお。好きなもの×好きなものは最高だな。続き待ってます！ (2019年6月13日 1時) (レス) id: 3071cca8f8 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - うゅさん» ありがとうございます…!!ようやく初コメが!!((好みだと思って下さって本当に嬉しいです！更新頑張ります！ (2019年3月24日 14時) (レス) id: b62f39a03d (このIDを非表示/違反報告)
うゅ - 初コメ失礼します! こういうのめちゃくちゃ好みです! 更新がんばってください！ (2019年3月24日 13時) (レス) id: 147b122877 (このIDを非表示/違反報告)
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