ツンデレ夫に八つ当たりされてみた。 ページ4
今回tnさんsideになります
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会社で理不尽なことで怒られることが沢山重なった日。
そんなこと会社に勤めていれば普通のことなはずなのに、
なぜか今日はイライラが収まらなかった。
一日に何度も怒鳴られたからかもしれない。
そんな気持ちのまま家へ帰り、｢ただいま｣も言わずにリビングへ行った。
『あ、とんちゃん！おかえり…』
いつものように笑顔で迎えてくれた彼女。
そんな彼女に言葉を返すことすらめんどくさくなっていた。
『と…とんちゃん？大丈夫？なんかあった……？』
｢……うっさいねん、｣
『っ、え……』
戸惑った顔で俺を見つけるA。
こんなこと本当は言いたくないのに、八つ当たりは良くないと分かっているのに。
会社での不満をAにぶつけてしまった。
謝らなきゃ。そう思って顔を上げると、Aの目からは
涙が零れていた。
｢……え｣
『ご、ごめんね、とんちゃん……』
｢いや、ちゃうよ？！Aのせいとちゃうから！！｣
Aの涙で怒りはすっかり冷め、慌てて彼女を抱きしめた。
｢いや、あの、ちょっと泣き止んでくれへん？！｣
｢ほんまにAのせいじゃないから！｣
『……ほんと？』
｢ほんま！｣
｢会社で嫌なことあってちょっと八つ当たりしてもうただけなんよ｣
｢ごめんな？｣
泣くとは思わなくて、大慌てで説明し始めた。
Aは目を丸くして、こっちをぼーっと見つめたあと、
安堵のため息を吐き出した。
『も、とんちゃんすごい怒ってるからびっくりした、ぁ……』
｢あ、ほんまごめん！｣
もう一度謝った後に、頬にあった柔らかい感触。
え、と声を漏らして顔を上げると、そこには悪戯っ子のように笑う彼女が。
『これで許してあげるっ！』
｢……あ、あぁ…｣
本当に、彼女のこんなところには叶わない。
鼻歌を歌いながら夕飯を準備する彼女の背中を見て、改めてそう思った。
【 結果 】
八つ当たりをしてしまいましたが、彼氏はすぐに慌てて
謝ってくれました。
彼女が泣くとは思っていなかったそうで。
今回は頬にキスで許しましたが、次があったら
もっと激しいお仕置をしてあげてもいいかもしれませんね？
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｢桔梗｣様リクエストありがとうございました！！！！
ツンデレ夫の元に帰ってくるのが遅くなってみた。→←ツンデレ夫に嫉妬されてみた。
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碧翔 - 無理しないでいいので。書ける時は書いて、書けない時は書けない で大丈夫なので！ (2021年3月21日 20時) (
レス) id: 6cb4d1b5e6 (このIDを非表示/違反報告)
秘密♪ - 大丈夫ですよ！ふぁんふぁーれさんのペースで頑張ってください！書けたときには光の速さで飛んできます(笑) (2021年3月20日 18時) (レス) id: 1379e5a8de (このIDを非表示/違反報告)
ふぁんふぁーれ - 唐揚げさん» リクエストありがとうございます！最近作者の事情で色々忙しいので、遅れてしまうと思います。ご了承ください(汗) (2021年3月10日 18時) (レス) id: 987cd85010 (このIDを非表示/違反報告)
唐揚げ(プロフ) - 前作のSMを立場逆転っていう感じのをリクエストしたいです。お願いします。 (2021年3月8日 21時) (レス) id: 6975836a4f (このIDを非表示/違反報告)
ふぁんふぁーれ - 碧さん» どうぞどうぞ！参考にした作品はこちら、みたいな感じでURLとか乗せてくれると喜びます(*´`) (2021年3月6日 13時) (レス) id: 987cd85010 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2021年2月20日 19時
