ツンデレ夫に嫉妬されてみた。 ページ3
『とんちゃ〜ん……離れて〜…？』
｢……｣
数分前からずっととんちゃんに抱きつかれている。
何故そうなったかと言うと、メンバーである大先生と
ほとんど一日中出かけてしまっていて、とんちゃんを放ったらかしにしてしまったからである。
『いや、ごめんて……だからもう離れて？』
｢嫌や｣
『う〜ん……』
甘えてくれるのは嬉しいし、むしろ普段ツンツンしてるから
甘えてくれることの方が珍しい。
でも、ずっと抱きつかれたままだと流石に私が耐えられない。
｢……別にずっと出かけとったのは怒ってへんよ｣
『え？』
｢ただ、俺の連絡全然気付かんかったやん｣
｢鬱とのデートに夢中になっとったって思ったら……妬く。｣
頬を若干膨らませて、不満そうに口を尖らせる彼。
その姿が幼い子供のように見え、思わず頭を撫でてしまう。
｢ん、は？何してんねん……｣
『あ、ごめん……』
｢…俺一応怒っとるつもりなんやけど｣
｢しっかり教えてあげんなん分からんようやなぁ……｣
そばにあったソファーに押し倒される。
柔らかいソファーに体が沈む感覚。
｢まぁ、ほんまはそんな怒ってないんやけどな｣
｢妬いたのは事実やけど｣
『…じゃあ、なんで？』
｢今からやる口実にでもなればええなぁ、なんて思っとった｣
『変態、ばか』
とんちゃんは軽く笑って、優しく私に口付ける。
｢Aがデートで鬱に夢中になっとった分、
今からは俺だけに夢中になって……？｣
【 結果 】
結婚してもしてなくても嫉妬するのは同じようで。
｢俺だけに夢中になって｣なんて言わなくても
とっくのとうに貴方だけに夢中になっているのに。
さぁ、今夜も柔らかいソファーの上でどろどろに溶かされてしまいましょう。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
｢碧｣様リクエストありがとうございました！！
途中から変なんになってしまった……
ご希望通りじゃないと思います、すみませんm(_ _)m
ツンデレ夫に八つ当たりされてみた。→←ツンデレ夫じゃない人に告白されてみた。
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碧翔 - 無理しないでいいので。書ける時は書いて、書けない時は書けない で大丈夫なので！ (2021年3月21日 20時) (
レス) id: 6cb4d1b5e6 (このIDを非表示/違反報告)
秘密♪ - 大丈夫ですよ！ふぁんふぁーれさんのペースで頑張ってください！書けたときには光の速さで飛んできます(笑) (2021年3月20日 18時) (レス) id: 1379e5a8de (このIDを非表示/違反報告)
ふぁんふぁーれ - 唐揚げさん» リクエストありがとうございます！最近作者の事情で色々忙しいので、遅れてしまうと思います。ご了承ください(汗) (2021年3月10日 18時) (レス) id: 987cd85010 (このIDを非表示/違反報告)
唐揚げ(プロフ) - 前作のSMを立場逆転っていう感じのをリクエストしたいです。お願いします。 (2021年3月8日 21時) (レス) id: 6975836a4f (このIDを非表示/違反報告)
ふぁんふぁーれ - 碧さん» どうぞどうぞ！参考にした作品はこちら、みたいな感じでURLとか乗せてくれると喜びます(*´`) (2021年3月6日 13時) (レス) id: 987cd85010 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2021年2月20日 19時
