今日:12 hit、昨日:2 hit、合計:1,940 hit
小|中|大
ドジなシェリン・バーガンディ ページ5
俺の朝の始まりは、シェリン・バーガンディの音割れから始まる。
ローレン・イロアス「......今日のケア、上手くいくかな。」
シェリン・バーガンディ「今日はやけに自信がなさそうですね?」
ローレン・イロアス「どっかの探偵の音割れ大声のせいです。」
シェリン・バーガンディ「............」
ローレン・イロアス「マジでやらないで、お願いだから。警備係のアクシア呼ぶぞー。」
この人は先輩だ。例の事務所でもかなりの人気を誇り、多くの人から愛されてきた探偵。この人は不祥事を起こしてここに来たわけではなく、魂が消えたことでここに来てしまった。
彼曰く、死因はめっちゃダサい。
シェリン・バーガンディ「雨の日、出掛けたのが間違いだったなーって思うよ...はい...」
かなり気まずそうにしていたのを覚えている。こちらからすれば、
ローレン・イロアス「死にダサいもクソもないでしょうに。」
......それでも彼は、自分の死を恥ずかしく、同時に誇りだと言い切った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
6人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:琲世 | 作成日時:2022年4月14日 8時