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日記を書くことにした。

何十年も冥界にいる彼女がどういった行動をとるのか、クソ面倒だけど書くことにした。好きな人だった君のためならって考えると、その苦も楽に変えれるような気がしたんだ。

「......」

データ世界の君は男にも女にもなれる、外見も操作できる王様だった。無感情のまま仕事をこなす王様だけど、とても優しいと評判だった。

ハデス「......確か、なんて言ってたかな。ずっと女のままだった理由は...」



「実は......私にもまだ、笑える感情が残っているようで。もしくは名残と言いましょうか。女の姿をしているだけの私を取り合うクズを見ていると、正直面白いと書いてある日記がありました。」



ハデス「......」

あの評判に一つ付け加えたい。アイツはちゃんと悪魔でした。

「ぴーすぴーす、です。」

なんかめっちゃムカつくAの顔が浮かんできたし、するわけがないのにムカついてきた。でもそんなところも愛しいので、俺は今日もAの可愛い姿を想像しながら

五道転輪王「もっとちゃんと日記を書け。」

ハデス「痛い。棍棒で殴るなよ。」

五道転輪王「テメェが仕事をサボってるから見張ってんだよ!!!殺すぞクソガキが!!!」

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作者名:琲世 | 作成日時:2022年4月14日 8時

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