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A「御幸君、おはよ。いつも早いね」


七瀬はいつも時間ギリギリに学校に来る。


遅刻しそうなわりには余裕の表情で、自分だけの世界を持っているって感じだ。


御幸「おはよ。そりゃ敷地内に住んでるからな」


A「ははっ、そうだね」


前の席に座って、俺の方を見ながら笑う七瀬は本当にかわいくて、綺麗で、いつも見とれしまう。


こんな日が、毎日続くと思っていたのに。








ピピピ···


御幸「ん...朝か...」


アイマスクで真っ暗な視界の中、手探りで目覚まし時計を止めた。


いい夢見てたのに···


もう一度目を閉じれば、あの夢の続きが見れるのかな。


そう思って一度アイマスクに添えた手を降ろした。


「先輩、結構時間ヤバイですよ」


御幸「···まじ?」


同室の後輩に声をかけられて、俺はため息をつきながら重たい体を起こした。







監督「昼食を済ませたら13時から内野と外野に別れてノック!その後ケースバッティングを行うからピッチャー陣は肩を作っておくように!」


「「「はい!」」」


一度やったことをまたやるのも結構ストレスだな···


沢村「キャップ、やっぱり様子が変ですけど大丈夫なんスか?」


倉持「まぁ、昨日よりは元気みてーだけど、全体的に暗いよな」


御幸「あー...なんか、夢見てたんだけど結構リアルだったからさ!俺も疲れたまってんのかなー!ははっ」


沢村「ならいいんスけど...」


こいつらの俺を見る目が変わっていく気がして、とりあえず誤魔化した。

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アンズ(プロフ) - うわぁぁあ……切ねぇ…… (2022年2月3日 23時) (レス) @page20 id: af5bfd0de9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Sone | 作成日時:2021年7月6日 22時

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