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まさかあのかわいいメガネくんがあんなにイケメンになってるなんて・・・。
同姓同名かと考えたけど、青道高校のキャッチャーで御幸一也なんて、一人しかいないはず。
七世「で、どうする?春のセンバツ見に行く?」
A「行きたいけど・・・こっそりなら・・」
七世「えーーつまんなーい。普通に話しかければいいじゃん」
A「会っても何話せばいいかわからないもん」
七世「そんなのもう時効でしょ」
A「いいの!」
春が来て、私は大学4年生になった。
単位はほとんど取っているから授業もあまりないけど、卒論があるからほぼ毎日大学に通っていた。
春のセンバツは始まっていたが、就活もあり1回戦と2回戦は見に行くことができなかった。
七世「A〜センバツのチケット予約しておいたよ!ていうかあんた御幸君に会う気あるの!?負けてたらどーすんのよ」
A「ごめん・・でも就職するの東京だからなかなか予定会わなくて・・。結果オーライでしょ!」
七世「まったく・・・。じゃあ明日駅に集合ね。3回戦は去年の夏の優勝校とやるんだよ。激熱だよね〜」
A「そうだね。楽しみにしておく」
メガネくんを見るのが楽しみな気持ちもあるが、会ったらどうしようという不安もある。
でも、久しぶりにメガネくんの試合をする姿が見られるのは嬉しいな。
会わないように極力こっそりしておこう。
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うへ子 - 面白い自分好みの小説です!もっと書いて欲しい(我の願い) (2021年7月1日 20時) (レス) id: 5d1e784f6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Sone | 作成日時:2021年6月22日 18時