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【オイカワside】
俺が魔法を出したらヴァリが止め、
ヴァリが出したら俺が止める。
それの繰り返し。
魔法の撃ち合いが続いていた。
でも俺はまだ本気を出していない。
それなのに簡単にヴァリの魔法は止められるから、ヴァリの強さはこの程度のものだったのか。
いや、ヴァリも俺と同じように本気を出していないのかもしれない。
だったら、先に特大の魔法を撃ってしまえばいい。
あいつが油断しているうちに。
「____っ!」
気づかれないように力を溜めて、
「ッらァ!!」
一気に放出。
ゴッと大きな音がして、俺の手からヴァリへと
大きな光が走った。
俺の最大の魔法。
この魔法を使った後の疲労感は激しい。
だから滅多に使わないけど今が使いどきだった。
_____これで終わりだ
そう思った。
.
.
.
____だが、
ガァン!
と、大きな音が響く。
「!?」
「やっぱり大したことないな、オイカワ」
俺の目に映ったのは、
杖一本、片手で俺の特大魔法を止めた神だった。
「…な、」
流石にこれはショック
…というか、やばい。
神に傷一つつけられないとは。
この魔法だって俺の中では最高レベルの強さの魔法。
魔力の消耗が激しく、これ以上のものを撃つには時間がかかる。
「もう遊びは終わりだ
次はこちらから行かせてもらおう」
神がそう言った直後、いくつもの光線が
俺に向かって飛んできた。
「ぐわあっ!!」
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MAGIC(プロフ) - 来世編作って下さい!!!!!! (2019年1月18日 20時) (レス) id: 7088d3da14 (このIDを非表示/違反報告)
MAGIC(プロフ) - めっちゃ感動しました(´;ω;`)めっちゃ涙でたし おいがわさぁーん 素敵なお話でした!これからも頑張ってください。 (2019年1月17日 22時) (レス) id: 7088d3da14 (このIDを非表示/違反報告)
蘭緒@Trombone - 感動しました。最後な近づくにつれて涙腺崩壊(笑)素敵なお話でした。これからも頑張ってください! (2018年1月17日 21時) (レス) id: 0600f4113b (このIDを非表示/違反報告)
朱蘭 - 最後で涙腺が…及川さん大好きです!! (2018年1月4日 17時) (レス) id: 0b13844573 (このIDを非表示/違反報告)
れいる(プロフ) - すごく素敵なお話でした!!もう涙が止まらなかったです!!!これからも頑張って下さい!!!作者登録とお気に入り失礼します!! (2017年12月22日 23時) (レス) id: 20cf36dfdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あお | 作者ホームページ:http://www.pixiv.net/member.php?id=2098107
作成日時:2014年11月21日 18時