第二十話、バイト後の自由時間 ページ22
日も沈んだ頃になり、漸く帰ってもいいという許可が出て、自分の家(仮)へ向かう。
恐らく殆どの人が寮に帰っている時間帯。
その為人も全くいない。驚くほど静まり返っている。
しかしそれとは反対に夜の空では賑やかに星が光っていた。
静かで綺麗な今のような場所は考え事に最適だ。
見ているだけでも安心する。
はずだった、
「あ…もしかして今日、は……」
やばい、とある約束事に気付いたAは約束の時間に追われながら帰っていった。
鏡の中に飛んで入り、入り組んだ迷路を素早く通り抜ける。
空間から出ると彼女が大抵いる例の部屋は、よくありそうなシンプルな部屋にリセットされる。
特に何も設定しなければ自動的にそうなる。
なんて便利なシステムだろうか。最も彼女が部屋から出ることが珍しいのだが。
走って漸く着いた自分の部屋に無造作に置かれたコンピューターを起動させる。
その起動させている少しの間にスマホを用意し、メールアプリを開く。
Aすみません、イデアさん。少しだけ遅れます……
イデアいいよ 別に。僕も今気付いたし
一分も開けずに返事が来た。
今気付いたということは、何か別のゲームでもしていたのだろうか。
くすっと小さく笑って、ゲームを開くと次はそのゲーム内でルームを開いた。
このコンピューターゲームは学園長に、
『優しいしかっこいい学園長！ どうか暇つぶしのためにゲームをください、お願いします』
と、無理矢理もらったもの。
約束事とはイデアさんとのゲームである。
今日から始まるイベントのスタートダッシュをするためにとこの間約束したのだ。
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凛雪(プロフ) - ヒバナさん» いつか来るってわかってたけども帰れ← お気に入り登録はありがとう← (2020年7月11日 21時) (
レス) id: b7b3ee48e0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒバナ(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったのと、凛雪の好み詰め込んでんなぁって思ったのとヴィル様出してくれてマジ感謝←お気に入り登録しとくね〜← (2020年7月11日 21時) (レス) id: 4ed4c826df (このIDを非表示/違反報告)
凛雪(プロフ) - ゆきなさん» 本当ですか！？ 私もフロイド好きです！ 性格など頑張りますね。 (2020年4月17日 9時) (レス) id: 21ba262ac5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - フロイド好きです！ (2020年4月17日 2時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
凛雪(プロフ) - ゆきなさん» コメントありがとうございます！ ラギー君です！ 口調とか頑張ってます… 読んで下さりありがとうございます！ (2020年4月16日 16時) (レス) id: 58b35323d4 (このIDを非表示/違反報告)
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