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76話 ページ29

夢主side

自分で見る限り、大丈夫そうだ。そのまま服を今日とするも、これも危険かとなり、とりあえず持っていた包帯の予備をまくことにする。

鏡に映る自分の体。痛々しいあざ傷の後が目立つ。そして、もう消えそうにない脇と、肩そして背中の怪我を隠すように包帯を巻く。

そして、スマホを開いた。

『あ、バーボン。悪いけど位置情報おくったから、私の着替え持ってむかえにきて。』

バーボン「着替え、ですか?」

『うん。じゃ、よろしく』

バーボン「あ、わかりました」

それを聞いて、私は電話を切った。それと同時に外側から声が聞こえた。

若武「亜蓮は、着替えどうするんだ?」

『今、持ってきてって連絡した』

若武「そうか。」

そのまま数分後、バーボンが服を持ってきたようだが、ここまでこさせる訳にもいかないしな

『ねぇ、黒木の来てた上着貸して。』

黒木「あぁ、いいけど」

黒木は上着を立花さんに持たせてたから、あれなら大丈夫なはず。

私は下着は、と言っても胸は包帯をしてて大丈夫なんだけど、仕方ないので同じのを使い、私にはぶかぶかの黒木の上着を羽織った。

とりあえず、これでいいだろう

若武「あぁ、亜蓮、って、お前その格好!?」

黒木「どうしたって、、A、」

『じゃぁ、下に迎えこさせてるし帰る。黒木、後日返すでいい?』

黒木「あぁ、もちろん。、、A、それ」

『じゃぁ』

上杉「まてよ、お前、そのキズなんだ」

黒木が何か言いたげだったので、さっさと行こうとするが、さすが察しのいい彼が鋭い目付きで私を見ながら声をかけてきた。

『なんでもないよ。』

私はそれだけ言って、逃げるように走り出した。

黒木「A!」

上杉「おい!」

2人の声は聞こえたが無視して、下で待つバーボンの車に飛び乗った。

バーボン「どうしたんです、?その格好は、、」

『色々あったの』

バーボン「着替えはそこに」

『ありがと』

バーボンはすぐ車を出してくれて、私はおいてあった服に着替えた。

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- 超超超超超超超超超面白かったです (7月20日 14時) (レス) @page31 id: 17cecd1d55 (このIDを非表示/違反報告)
- ガンバ! (7月20日 14時) (レス) @page31 id: 17cecd1d55 (このIDを非表示/違反報告)
- 面白いです! 頑張ってください。 (7月20日 14時) (レス) @page31 id: 17cecd1d55 (このIDを非表示/違反報告)
シルクロック - ものすごく面白いです!これからも、応援してます(*^^*) (2021年5月23日 12時) (レス) id: c954b48120 (このIDを非表示/違反報告)
あんな - (続き)頑張りすぎて怪我したり、倒れちゃう夢主ちゃんを黒木くんが叱ったり、黒木くんを夢主ちゃんが必死に守ろうとしたり…。どこか暗い過去を感じる二人の絡みは、想像すると止まりません(笑)長々とすみませんでしたm(__)m参考程度に見ていただけると幸いです! (2021年3月12日 15時) (レス) id: 8be13c14ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ウルフ | 作成日時:2021年1月11日 14時

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