72話 ページ25
夢主side
土曜日になった。今日はBULLZへの交渉へ行く日だ。この任務はバーボンと、その他数人の部下を連れていく。私は身支度を済ませて、バーボンの車に乗り込んだ。
今の私の格好は、マルチガードカバーのようなものを付けて鼻から下を隠していて、目元が見えるか見えないかくらいのフードをかぶっている。
バーボン「お待たせしました。」
『さっさと行くよ。』
今回のバーボンはただの運転と、私の監視。私はそっと今回についての資料を見返した。
バーボン「着きました」
バーボンに言われて、車をおりてBULLZの裏口へ向かう。そこには数人が待機していた。
人1「お待ちしておりました。こちらからは、マティーニ様と、付き添いで1人までとなります。」
私が連れてきたのは、6人だけ。4人は待たせとけってことか。
『1人でいい。ここで待ってるように』
バーボン「でも」
『いいから』
バーボンは何か言いたそうだったけど、大人しく待っていてくれるようだ。
人2「こちらになります。」
社長室のような部屋に通される。そこには少し小太りの男が座っていた。
男「お待ちしていたよ。マティーニ様でしたね。どうぞそちらにお座りください。」
私は男の手前の席に座る。男の後ろには黒い服に包まれた人が左右に2人たっている。もちろんドアの前にも警備がいるようだ。
男「今回、あの有名な黒の組織の方々に我らから武器を送らせていただけるということで、」
『そうですね。では、こちらの書類にサインをいただきます。』
私が紙を渡すと、それを読み込むようにしたと思うと、私に書類を渡してきた。
男「あ、これがこちらの契約書でございます。」
『、、これですと、当初の予定より銃弾の量及びライフルの量も大幅に足りないと思われますが。』
男「いえ、色々ありまして、在庫が足りないと言う結果になってしまいまして」
慌てるように私に頭を下げる。
『いえ、訂正していただければ、こちらも大事にしたい訳ではないので』
男「え、っと、訂正ですか。初回は少し難しくてですね、、あの、」
ジンが言ってた武力行使とはこのことか。私は隠していた拳銃を手に取る。
『あまり、荒々しいことはしたくないのですが。』
男「、、っく、なんだ！？1人の子供！しかも女が来るなんて、なめてるにも程がある」
急に怒鳴り出した男。私はそいつの頭の隣に拳銃を押し付ける。
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え、文字数
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奇 - 超超超超超超超超超面白かったです (7月20日 14時) (
レス) @page31 id: 17cecd1d55 (このIDを非表示/違反報告)
奇 - ガンバ！ (7月20日 14時) (レス) @page31 id: 17cecd1d55 (このIDを非表示/違反報告)
奇 - 面白いです！ 頑張ってください。 (7月20日 14時) (レス) @page31 id: 17cecd1d55 (このIDを非表示/違反報告)
シルクロック - ものすごく面白いです！これからも、応援してます(*^^*) (2021年5月23日 12時) (レス) id: c954b48120 (このIDを非表示/違反報告)
あんな - （続き）頑張りすぎて怪我したり、倒れちゃう夢主ちゃんを黒木くんが叱ったり、黒木くんを夢主ちゃんが必死に守ろうとしたり…。どこか暗い過去を感じる二人の絡みは、想像すると止まりません（笑）長々とすみませんでしたm(__)m参考程度に見ていただけると幸いです！ (2021年3月12日 15時) (レス) id: 8be13c14ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウルフ | 作成日時：2021年1月11日 14時
