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51話 ページ3

夢主side

皆が驚いたように黒木をみた。すると、黒木が私のことを伺うようにチラッと見てきた。
私は小さくため息を着いて口を開いた。

『それを入手したのは私。』

上杉「どーやったんだ」

『犯罪にはならない、合法的に。やり方は、お子様がマネすると困るから秘密』

若武「な!?」

黒木「見ろよ。戸籍の筆頭者はすでに死亡した高柳秀子。これが高柳真人の母親だ。」

すると、立花さんが首をかしけた。

彩「筆頭者って、父親じゃないの?」

小塚「父親と名字が違うのもおかしいよね」

ここまで来て、分からないのか?と、私はスマホを開いて、任務の予定確認を始めた。

黒木「さぁ、謎解きTimeだ」

上杉はすぐわかったようだけど、若武はさっぱりなようだ。だんだん黒木がヒントを言ううちに、立花さんと小塚もわかったみたいだ。

若武「ちきしょう」

彼は悔しそうに髪をかきあげる。遅すぎるのに痺れを切らした私が口を開く。

『高柳真人は梅津公介の愛人の子』

若武は、“最初からそう言えば、”などと言っていたが、考えるようにして口を開いた。

若武「母親が死んで、本妻の家庭に引き取られたってことか。」

黒木「認知してる子だからな。引き取らない訳には行かなかったんだろう。未成年だしね。」

皆が、考え込むように黙った。何人かは彼の立場を同情してるのだろう。

黒木「高柳真人が小学校の頃から親しい友人を作らずにいたのは、自分が愛人の子供だということを知られたくなかったんだろう。たぶんね」

__何かを通じる部分でもあったのか、黒木がいった。

私は、かれに同情なんて出来ないけどね。

若武「黒木調査員、亜蓮調査員。ご苦労だった」

いちど、シーンとなり、小塚が口を開いた。

小塚「高柳は、公園のカラスで人を殺すための実験をしていたんだよ。もし、高柳真人の心の中にあるものが悲しみでなく、憎しみだったら___」

若武「じゃぁ、次に狙われるのは、、父親とその家族を惨殺するつもりなんだ!」

彩「何とかしなくちゃ、このままじゃ梅津家の人が!!」

話が膨らみすぎだと思うけど、面倒だし、このまま見ていてみよう。

上杉「止める方法は2つだ。梅津家の人間に近ずき、注意をうながすか、高柳に近ずいて止めるか。」

小塚「なら、梅津優子がいいよ。秀明にいるんだし、近ずきやすい」

若武「よし、梅津優子に近ずこう。これは、立花の役目だ。」

__________

文字制限(´;ω;`)

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- 超超超超超超超超超面白かったです (7月20日 14時) (レス) @page31 id: 17cecd1d55 (このIDを非表示/違反報告)
- ガンバ! (7月20日 14時) (レス) @page31 id: 17cecd1d55 (このIDを非表示/違反報告)
- 面白いです! 頑張ってください。 (7月20日 14時) (レス) @page31 id: 17cecd1d55 (このIDを非表示/違反報告)
シルクロック - ものすごく面白いです!これからも、応援してます(*^^*) (2021年5月23日 12時) (レス) id: c954b48120 (このIDを非表示/違反報告)
あんな - (続き)頑張りすぎて怪我したり、倒れちゃう夢主ちゃんを黒木くんが叱ったり、黒木くんを夢主ちゃんが必死に守ろうとしたり…。どこか暗い過去を感じる二人の絡みは、想像すると止まりません(笑)長々とすみませんでしたm(__)m参考程度に見ていただけると幸いです! (2021年3月12日 15時) (レス) id: 8be13c14ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ウルフ | 作成日時:2021年1月11日 14時

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