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59話 ページ11

夢主side

女子からの嫌味を聞き流しながら体育も終わる。教室に戻ってきて6限をうける。

授業が終わり、帰りのホームルームも終えて、さっさと帰ろうと準備をしていた。

担任「亜蓮。休んでた期間のことで話があるんだけど、今日放課後大丈夫か?」

『あ、はい』

担任に呼ばれて、まぁまぁ簡単な面談を受けた。30分くらいで終わった。

まだ慣れてない道のため、スマホで道を調べて駅をめざしていると、後ろから声をかけられた。

美門「あれ?A!」

『あ、美門』

美門「名前で呼んでよw」

彼はそう言いながら、私のスマホを覗き込んできた。

美門「駅まで?案内するよ!」

『え、』

そしてなぜか、彼と一緒に帰る事になった。

美門「A、なんでこんな時間に?」

『休んでた期間のことで担任と話してた。美門こそ、なんでこんな時間?』

美門「あ、忘れ物しちゃってさw」

『あ、そう…』

シーンとした空気が流れた。

美門「学校の女子たち、俺のせいだよね。なんか、ごめんね」

急に彼が呟くようにいってきた。正直、分かってるなら極力関わらないでほしいのだが、

『あぁ、美門は人気なんだから、私なんかに関わらないでk』

美門「それは、、どうだろ」

私が不思議そうな顔をすると、彼は少し笑いながら、話し出した

美門「俺さ、皆に好かれたいとか思ってない。信頼し合える、自分をきちんと見てくれる仲間が入れば充分だ。それが幸せだと思うんだ」

そう言った彼の顔と、ある人が重なった。

ーー過去ーー

NOside

『行かないで!スコッチ、、!ひろにぃ!!!』

小さな少女が組織の所へ向かおうとする男性の足を握りしめて、叫ぶ。その男はその子の手をそっと握り、目線を合わせるようにしゃがみ込んだ。

?「よく聞くんだ。マティーニ、仲間を作れ」

『仲間?』

男は、泣きながら聞き返す少女の涙をそっと拭い、軽く抱きしめた。

?「そうだ。組織の奴らのような関係じゃなくて、信頼し合える、自分をきちんと見てくれる仲間を」

男は抱きしめるのをやめて、少女と目を合わせて最後に呟いた。

?「これは、お守りだ。幸せになれよ__A。」

それを最後に、少女の意識は途切れた。


___もどります!

夢主side

美門「A!おい!A!!」

彼に名前を呼ばれてるのに築き、ハッと我に返ると、美門くんが心配そうに私の顔を覗き込んでいた。

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- 超超超超超超超超超面白かったです (7月20日 14時) (レス) @page31 id: 17cecd1d55 (このIDを非表示/違反報告)
- ガンバ! (7月20日 14時) (レス) @page31 id: 17cecd1d55 (このIDを非表示/違反報告)
- 面白いです! 頑張ってください。 (7月20日 14時) (レス) @page31 id: 17cecd1d55 (このIDを非表示/違反報告)
シルクロック - ものすごく面白いです!これからも、応援してます(*^^*) (2021年5月23日 12時) (レス) id: c954b48120 (このIDを非表示/違反報告)
あんな - (続き)頑張りすぎて怪我したり、倒れちゃう夢主ちゃんを黒木くんが叱ったり、黒木くんを夢主ちゃんが必死に守ろうとしたり…。どこか暗い過去を感じる二人の絡みは、想像すると止まりません(笑)長々とすみませんでしたm(__)m参考程度に見ていただけると幸いです! (2021年3月12日 15時) (レス) id: 8be13c14ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ウルフ | 作成日時:2021年1月11日 14時

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