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「わ､ふわふわだ！ほんとに犬みたいだね(笑)」
笑いながら頭を撫でる私とは反対に､口を噤んで固まったままの黒田くん。
「… あっ､ご､ごめん！
もしかして､犬嫌いだった？」
怒らせちゃったかな… と心配になり尋ねると､当の本人は吹き出して笑い始めた。
黒田「それは違ぇだろ(笑)」
「なら良かった…。あ､髪触られたのが嫌だった？」
黒田「いや､無自覚なの？(笑)」
「…？ なんのこと？」
黒田「だからさ､」
黒田くんは 机に片肘を立てて前のめりになり､そのまま私に顔を近付けると
黒田「こういうの」
私の頭を優しく撫でた。
黒田「こんな事簡単にしちゃダメ。
俺､ 犬みたいに単純だから
＿＿＿＿＿＿＿＿ 勘違いするよ。」
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作者名：夜這 | 作成日時：2023年3月28日 17時
