動きだす ページ38
「これは…大変なことになりそうだね。」とリーマスは呟く。
「そうですね。」と私も頷いた。
私たちが見ていたのは、アンブリッジの教育令だった。
この壁が全部埋めつくされてしまうのではないかというぐらいの勢いで、
教育令が書かれた額がぶら下がっている。その中には、
3人以上での生徒の集まりを、許可なく作るなというものもあった。
「やっぱり手を打ってきましたね。リーマスの言う通り。」私はそう呟く。
「うん。あとはハリーたちがどれだけ抵抗できるかだね。アンブリッジに。
僕もハリーたちを助けたいけど、もっとひどくなりかねないし。困ったな。」
リーマスはそう言って、何かを考えている様子だ。
そんな話をしていると、何やらみんなが騒いでいた。
「何か…あったんですかね？」と私が聞けば、
「そうみたいだね。行ってみようか。」とリーマスが言って、私たちは歩き出す。
ついたところはホグワーツ城の門のところだ。
見ればトレローニー先生が、アンブリッジとフィルチさんによって追い出されそうになっている。
私が慌ててそこに行こうとすれば、騒ぎを聞いたマクゴナガル先生に止められた。
「ここは私が行きます。ユーリはどうか生徒たちを。」とマクゴナガル先生は言って、
アンブリッジとトレローニー先生の元に向かっていく。
ダンブルドア校長も後から来て、なんとかなったけど…うーん。
その日の夜、私が急いで校長室に向かえば、焦った様子の校長がいた。
ハリーはウィーズリーさんがヴォルデモートに襲われる夢を見たらしい。
私とマクゴナガル先生が緊張したように立っていると、
校長は肖像画の歴代校長たちに、次々と連絡を伝えていく。
校長が忙しなく動いていると「僕を見て！！」とハリーが叫んだ。
「僕は…どうなっているんです？」とハリーは怯えた様子で聞いた。
校長が驚いた様子でハリーを見ると、スネイプ先生がやって来た。
どうやらスネイプ先生はハリーに閉心術を教えるつもりらしい。
こんな体じゃなきゃ、私が教えられたかもしれないのにな…。
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黒バイ(プロフ) - しらす。さん» 私もやってます！ (2018年5月7日 21時) (
レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
しらす。(プロフ) - 黒バイさん» そうです！ (2018年5月7日 21時) (レス) id: 83696c3d48 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - ハリーポッターのゲームというのは携帯アプリのことですか？ (2018年5月7日 16時) (レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
しらす。(プロフ) - 霧崎さん» 私の作品を読んでくださり、ありがとうございます。そういうことを言って頂けて、本当に嬉しいです。無理しないように頑張ります。 (2017年12月29日 23時) (レス) id: d770bdf746 (このIDを非表示/違反報告)
霧崎(プロフ) - この作品の柔らかな雰囲気が心地よく、好きでした。いつまでも待っていますので、無理をなさらないようにしてください。 (2017年12月29日 1時) (レス) id: 6ee8c035df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらす。 | 作成日時：2017年7月30日 20時
