紅茶よりも… ページ35
「スネイプ先生。クリスティです。」と私が言うと「入れ。」とスネイプ先生は短く言った。
「失礼します。」と私は言って部屋に入る。相変わらずだな。
「まだ出来ていない。適当に座ってくれ。」とスネイプ先生が言ったので、私はソファに腰かけた。
「スネイプ先生、脱狼薬って苦いんですよね。苦味を誤魔化すことはできないんですか？」
私がそう聞くと「できんだろうな。砂糖を入れれば効き目がなくなる。」とスネイプ先生は言った。
「そうですか…。」と私は呟く。
「まあ、脱狼薬を飲ませたあとに、他の飲み物でも飲ませるんだな。」
スネイプ先生はそう言うと、脱狼薬が入った小瓶を渡して来た。
「そうですね。ありがとうございます。」と私は言って、部屋を出る。
「すみません。遅くなっちゃって。」と私が言えば、
「大丈夫だよ。」とリーマスは穏やかに笑う。
「どうぞ。」と私が脱狼薬を渡すと、それを口に運んでリーマスは顔を歪めた。
私はそっとリーマスの手を握る。
「紅茶を持ってきますね。」と私はリーマスに言って立ち上がろうとしたが、
突然ソファに押し倒された。えっと、これはどういう状況なのかな…。
「今は紅茶よりも…君が食べたい……。」とリーマスは甘い声で私の耳に囁いた。
「…っ！」耳が弱い私にとっては、それだけで体が反応してしまう。
「ダメかい？」とリーマスは私を見下ろしながら聞く。
「だ、だめじゃないですけど…。」と私は言ったが、顔が真っ赤になっているだろう。
「ダメじゃないですけどの続きは？」とリーマスはクスクス笑いながら聞く。
「恥ずかしいです…。」と私が言って顔を手で覆えば、
「スティラの顔が見たいな。」とリーマスは甘い声で言った。
私はそっと手を外したが、クスクス笑っているリーマスが恥ずかしくて、
また手を戻そうとすれば、スッと手を取られる。
「それじゃあ…いただきます。」とリーマスは言って私の耳に口づけをした。
「んんっ…。や、だ。」と私が思わず声を漏らせば「…甘い。」とリーマスは呟く。
「リーマス…。」と私が上目遣いで名前を呼べば、リーマスは唇に優しく口付けてくれた。
「…ここも甘い。止まらなくなりそうだ。」とリーマスは呟く。
その後、リーマスにおいしく食べつくされてしまったのは言うまでもない。
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紅茶よりも君が食べたい。一度は言われてみたいものです╰(*´︶`*)╯
ただしイケメンに限る 笑笑
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黒バイ(プロフ) - しらす。さん» 私もやってます！ (2018年5月7日 21時) (
レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
しらす。(プロフ) - 黒バイさん» そうです！ (2018年5月7日 21時) (レス) id: 83696c3d48 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - ハリーポッターのゲームというのは携帯アプリのことですか？ (2018年5月7日 16時) (レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
しらす。(プロフ) - 霧崎さん» 私の作品を読んでくださり、ありがとうございます。そういうことを言って頂けて、本当に嬉しいです。無理しないように頑張ります。 (2017年12月29日 23時) (レス) id: d770bdf746 (このIDを非表示/違反報告)
霧崎(プロフ) - この作品の柔らかな雰囲気が心地よく、好きでした。いつまでも待っていますので、無理をなさらないようにしてください。 (2017年12月29日 1時) (レス) id: 6ee8c035df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらす。 | 作成日時：2017年7月30日 20時
