七夕２ ページ26
「喧嘩しないでね。」リーマスがピシャリとそう言った。
「…分かってますよ。じゃあ料理もできたことだしみんなを呼んできます。」
と私は言って、廊下に出た。
「皆さーん！ご飯できましたよー！！」と私はソノーラスを使って声を響かせる。
「外に聞こえたらどうするんだ。」とブラック先輩は言ったが、
「マッド・アイが防音魔法をかけてくれたから外には聞こえませんよ。」と私は返した。
ブラック先輩がイライラしてる。でも今回は悪くないよね？私。
みんなが集まってきたところで、リビングに戻った。
「なんで今日はこんなに豪華なんだ？」とロンは聞く。
「七夕だからだよ。さっき短冊に願い事書いてもらったでしょう。」私がそう言うと、
「というのは建前で、みんなにご馳走を食べてもらいたかったんだろう。」
リーマスはそう言って私を見た。
「あはは、バレちゃいましたか。みんな大変そうなのでたまにはいいかなって。
モリーさんにいつも作ってもらってばっかりじゃ申し訳ないし。
あとでケーキと、甘いものが苦手な人ようにレモンパイもありますからね。」
私がそう言うと、みんなはとても嬉しそうな顔をする。ハリーも来れたらよかったのに…。
「ユーリはいいお嫁さんになれるわ。」とモリーさんが言ってくれた。
「ふふふ。ありがとうございます。」と私は照れ笑いを浮かべながら言う。
「僕も頑張らないとね。」とリーマスは言って、私に微笑みを向けた。
「イチャつくなら向こうでどうぞ。」とブラック先輩は言う。
「判定厳しすぎません？少し話してただけですよ。」と私は返した。
「雰囲気からして甘すぎるんだよ。」とブラック先輩は言う。
「2人とも甘党だからね。」と私が返せば、
「それは関係ない。」とリーマスに苦笑いされた。
「そうだ。ケーキ持ってこよう。食べる人は手を上げてください。」
私が言うと、ほとんどの人が手を上げた。
「じゃあ持ってきます。残った人はレモンパイでいいですか？」と聞けば、残った人は頷く。
ケーキを持ってきたけど、大きく作っといて正解だったね。
簡単に切り分けて、みんなに配っていく。レモンパイはドーラが切ってくれた。
「あ！星。」とジニーが言う。
「それ一応あたりだよ。まあ、景品とかはないけどね。」と私は苦笑して言った。
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黒バイ(プロフ) - しらす。さん» 私もやってます！ (2018年5月7日 21時) (
レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
しらす。(プロフ) - 黒バイさん» そうです！ (2018年5月7日 21時) (レス) id: 83696c3d48 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - ハリーポッターのゲームというのは携帯アプリのことですか？ (2018年5月7日 16時) (レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
しらす。(プロフ) - 霧崎さん» 私の作品を読んでくださり、ありがとうございます。そういうことを言って頂けて、本当に嬉しいです。無理しないように頑張ります。 (2017年12月29日 23時) (レス) id: d770bdf746 (このIDを非表示/違反報告)
霧崎(プロフ) - この作品の柔らかな雰囲気が心地よく、好きでした。いつまでも待っていますので、無理をなさらないようにしてください。 (2017年12月29日 1時) (レス) id: 6ee8c035df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらす。 | 作成日時：2017年7月30日 20時
