双子の喧嘩 ページ12
私が逃げるのに成功して早歩きで歩いていると、ロゼッタとカトリーヌがいた。
「こら。なにサボってるの？」と私は聞く。私が言えることじゃない。
「ジョージと顔を合わせたくないの。」とロゼッタが言い、
「私も、フレッドと喧嘩しちゃって。」とカトリーヌが言った。
「喧嘩の原因は？」と私は聞く。けっこう恋愛相談されたりするからね。
「私とカトリーヌが入れ替わったのに、2人が気づかなかったの。」とロゼッタは言った。
「それで、そのあと喧嘩になっちゃって。双子なのは嫌じゃないの。
でも、ちゃんと1人の女の人として見てもらえてるのか不安になっちゃって。」
とカトリーヌは泣きそうになって言う。
「そっか。それは不安になるよね。2人にそのことは言ったの？」
私が2人にそう聞くと、2人はかぶりを振る。
「あの2人も双子なんだから、ちゃんとそのことを伝えればきっと分かってくれるよ。」
私がそう言うと2人は頷いて、そうしてみると言った。
「ほら、噂をすればフレッドとジョージだよ。今行ってきたら？」
私がそう言うと、2人は頷いて走りだす。
見守っていたけど、どうやら仲直りできたみたいだ。
2人が笑顔で手を振ってくれたので、私も同じように手を振り返す。
「スティラ、お前こんなところで何してるんだ？」とブラック先輩が聞いた。
「別に何もしてませんけど。」と私は返す。
ブラック先輩が嘘つけという目で見てきたけど、そんなの無視だ。
「やあスティラ。」とリーマスがニコニコ笑いかけてきた。
「…あの、怒ってます？」私が恐る恐る聞くと、
「まあ、今回は見逃してあげるよ。あの双子に免じて。」とリーマスは言う。
ただお節介なだけなんだけどな。まあ、怒られないならいっか。
「おい、行くぞ。」とブラック先輩が言ったので、私とリーマスは慌ててついて行く。
ダンスパーティーか。一体どうなるんだろうな。
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黒バイ(プロフ) - しらす。さん» 私もやってます！ (2018年5月7日 21時) (
レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
しらす。(プロフ) - 黒バイさん» そうです！ (2018年5月7日 21時) (レス) id: 83696c3d48 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - ハリーポッターのゲームというのは携帯アプリのことですか？ (2018年5月7日 16時) (レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
しらす。(プロフ) - 霧崎さん» 私の作品を読んでくださり、ありがとうございます。そういうことを言って頂けて、本当に嬉しいです。無理しないように頑張ります。 (2017年12月29日 23時) (レス) id: d770bdf746 (このIDを非表示/違反報告)
霧崎(プロフ) - この作品の柔らかな雰囲気が心地よく、好きでした。いつまでも待っていますので、無理をなさらないようにしてください。 (2017年12月29日 1時) (レス) id: 6ee8c035df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらす。 | 作成日時：2017年7月30日 20時
