青のSP ～愛を求めた少女～ 2 (ページ9)

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8話 8 ページ9

夢主side

浅村「__さん！亜蓮さん！」

誰かに揺すられているのを感じて目を開けると、保健室のベットに寝ていた。

『あれ？浅村先生』

浅村「よかった！きゅうに倒れるから驚いたのよ、！」

『あ、ごめん。、、』

すると、コンコンとドアがノックされて三枝さんが入ってきた。

三枝「あ！起きたんだね。よかったぁ」

『なんか、すいませんでした、、』

三枝「いや、大丈夫だよ。Aちゃんこそ平気なの？」

『はい』

浅村「あの、三枝さんはどうされたんですか？警察の方に戻られたんじゃ、、？」

三枝「あぁ、さっき松田君？を担当した人からこれをAちゃんに渡して欲しいって頼まれてね」

『松田先輩が？』

三枝「一応中身を確認はさせて貰ったよ。まぁ、読んでみてあげて」

私は三枝さんから手渡された紙切れをしぶしぶ開いた。

____

A

俺が幼稚だったせいで沢山傷つけてごめん。こんなことになるまで黙っててごめん。巻き込んでごめん。

あんな形だったけど付き合えて嬉しかった。今までほんとにごめんな。 By松田

_____

お世辞にも綺麗とは言えないじだったが、松田先輩がどんな思いでこれを書いたか想像すると、胸が痛かった。

三枝「Aちゃん？」

『あの、松田先輩に少しだけ伝言をいいですか？』

三枝「うん。でも伝えるの遅くなっちゃうけど、」

『私こそ、ごめん。今までありがとう。って伝えて下さい。』

三枝「わかった。では浅村先生、僕はそろそろ失礼します。Aちゃんをお願いします。」

浅村「分かりました。お疲れ様です。」

『あのさ、松田先輩とスクポリってどうなるの？』

三枝「うーん、嶋田さんは分からないけど、松田君は書類送検か厳重注意終わりだと思う。では、」

そう言って三枝さんは行ってしまった。保健室には浅村先生と2人になってしまう。

浅村「亜蓮さん、お父さんに連絡してみたんだけどお迎えには来れないみたいで、、」

『え、電話したの！？』

浅村先生の一言で私に衝撃が走った。私は慌てて近くの時計を見ると時計はもう夜の8時を回っていた。

『やば、！先生ありがと、私もう帰ります！』

浅村「え！？まって、気おつけてね」

『うん』

やばいやばい。父さんに連絡がいったなんて、、

私は慌てて家へ走った。家へ着いてそーっとドアを開けると案の定暴れている父さんがいた。