青のSP 〜愛を求めた少女〜 2

8話 1 ページ2

夢主side

朝登校するとクラスがやけにザワザワとしていた。

真田「あ、おはよ！」

佐々木「おー、今日は遅刻せずに！」

『、、おはよ。なんか騒がしいね』

真田「あぁ、なんか野球部の矢島が試合中にレーザーで目やられたらしいぞ」

レーザーで？

『へー、』

菊池「でもさ、阿部が顧問じゃなくてマジよかった」

西田「それな！部活に命かけすぎだよなぁ、」

京介の意見に、みんな賛成している。

佐々木「亜蓮はどう？」

『え、別に部活入んないし。』

西田「でもさ、阿部が担任だったらお前サボりすぎで怒られてるぜw」

、、まぁあの熱血が嫌いなわけじゃないし、結構生徒思いの先生だと思うけどなぁ、

『ってか、朝から私の席の方に集まらないでくれない？寝たいんだけど』

私が保健室か裏庭で寝るかなぁ？とかんがえていると、肩に手を置かれた。

佐々木「あぁ、ごめんごめん。静かにしてるから教室にいなさいw」

真田「あぁ、授業始まったら起こすな」

え、起こさなくていいんだけど。周りにいた男子達は少し離れた場所に移動して喋っていた。

しばらくして三村さんがきて、私を揺さぶら起こしてきた。真田も呼んだ見たいだ。

『スクポリが？』

三村「うん、なんか何時もの場所こいって」

スクポリが三村に連絡を入れたようだ。え、めんどと思いながらも休み時間にそこへ向かった。

三村「バックはいらないかなぁ…」

どうやらスクポリからの今回のご褒美はバックだったようだ。三村さんが少し見て私にかけてくる

「亜蓮さん、どう？」

『、、真田似合うよ』

押し付けられたバックを真田の首にかけると、一樹は肩にかけ直しながら本題に入った。

真田「なぁ、矢島誰にやられたの？」

嶋田「まだわからない。誰かに恨みを買ってるとか聞いた事ないか？」

真田「矢島？ないない。めっちゃいいやつだよね」

『頭いいし、野球うまいしね〜』

嶋田「阿部先生はどうだ」

三村「阿部？」

真田「誰かに恨まれてるってこと？」

三村「あぁ、それ結構いんじゃん？２組の三上とか。」

真田「あぁ〜」

そーいえば、なんか変な事件あったな。

嶋田「何があった？」

『部活中に三上がミスした時にビンタされて鼓膜破けた事件』

嶋田「それで阿部先生どうなった？」


真田「三上の親と話し合いで厳重注意？とかで終わったらしいよ」

三上は？というスクポリの問い掛けに、彼は恨んでないと思うと即答した。

「普通に野球部いるし、謎キャラだし」

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