赤髪の彼との日常【千切豹馬】

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今日忘年会があることを前から言ってたからここにいること自体は問題ない全く、ただ豹馬の一緒にいる人達が潔くんと蜂楽くんと凪くん、別に苦手とかじゃない。私達の関係を知ってるだけ。だけど！ここにいるスタッフ全員私と豹馬が付き合ってることを知らない。知ってるわけがない


















『(上手く流せたらいいんだけど…)』



















なんとなく嫌な予感がするのを流し込みたくて提供されたばかりのレモンサワーを一気飲みした



















ﾃﾝﾁｮｳ「Aちゃんいい飲みっぷり〜！」




ﾀﾅｶ「Aさんかっけえ！次何行きます？」




『んー、生！』




ﾀﾅｶ「おけっす！俺頼みますね！すみませーん！」



















この時田中くんじゃなくて右隣にいる宮田さんか前にいる店長に注文をお願いすれば良かった。オーダーを聞きに来た店員さんの後ろには豹馬を含めたサッカー選手4人、そしてオーダーしてる人は田中くん、サッカー大好き人間の。必然とあの4人が視界に入るこの状況にアルコールで思考が鈍ってた私はそこに考えがいかなかった



















ﾀﾅｶ「えーっと、生一つと俺は…ハイボールで！店長何か飲みます？」




店員「____でお間違えないですか？」




ﾀﾅｶ「はい！お願いしまーすってええ！？！？」




ﾐﾔﾀ「何どうしたの」



















左隣の田中くんを見ると右方向を指差せて口をぱくぱくしてた



















『ん〜？………あ"』




ﾀﾅｶ「え！日本代表じゃないっすか！俺凪選手超ファンなんすよ！あ！皆さんももちろんですよ！？」




ﾐﾔﾀ「え〜！本当じゃん！なんで気づかなかったんだろう！私蜂楽選手のコスプレしましたよ〜！！」



















サロンスタッフが騒つく中、他のお客さんは大丈夫かと周りを見渡したけど少しここの席は離れてるのと、みんなアルコールで自分達の世界に入り込んでるおかげで特に注目はされなかった

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