弟のお友達 ページ10
TM「彼女さん、名前は？」
「え？えっと……。」
ぼーっとしていた私は突然話を振られて慌てる。
JI「言わなくていい。」
名乗ろうと思ったらジョンインに制された。
TM「ええええ！なんでよ！別に取ったりしないよ！」
ジョンインのヤキモチ彼氏な姿がよっぽど面白かったのか、テミン君はケラケラと笑っている。
仲良いお友達なら名前くらい名乗らなきゃでしょ。
「ユンAです。いつもジョンインがお世話になってます。」
ちゃんとお姉さんらしく挨拶したのに、ため息をついた弟は眉を寄せて不機嫌モード。
まったく、いい加減その子供っぽいとこ直しなさいよ。
TM「Aちゃんていうんだ！僕テミン、よろしくね。」
可愛い笑顔で握手を求めるテミン君に、ジョンインと繋がった手と反対の手を差し出そうとしたら、すっごい顔で睨まれたから慌てて引っ込めた。
TM「ジョンイナどんだけ？Aちゃんもいつもこんなんじゃ大変でしょう？」
よほどこんなジョンインが珍しいのかケラケラ笑い続けるテミン君。
「まぁ、そうですね。」
JI「は？」
私も面白くなってきちゃって、クスッと笑いながらテミン君に答えると、物凄い不機嫌な声がした。
横を見ると唇がグイッと前に出ている。
こうなったらジョンインは面倒臭い。
完全なる不機嫌モード。
あーあ、家帰ってからのご機嫌取りが大変だ。
ばいばーいと可愛く手を振るテミン君と別れ再び歩き始める私達。
「ダンススクールのお友達なら本当のこと言った方がよかったんじゃない？」
JI「そう思ってたらとっくに紹介してる。」
こっちを見向きもしないでブスッと答えるスネ夫。
ジョンインが小学校高学年の頃から通い始めたダンススクール。
その頃から年に数回ある発表会に、私はニョリオッパと一緒に行っていた。
毎回見に来いと言うくせに絶対楽屋に入れてくれないし、ダンス仲間を紹介してくれない。
だから、ジョンインのスクールのお友達と話すのはテミン君が初めてだった。
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なち(プロフ) - ゆちょさん» わぁ^ ^嬉しいです！ありがとうございます！！ (2016年1月31日 21時) (
レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょ(プロフ) - レイペンにしたら神小説…もうニヤニヤニヤニヤ幸せっす（笑）ありがとうございます涙 (2016年1月30日 16時) (レス) id: db7bf1d769 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - いとさん» コメントありがとうございます^ ^わぁ、いつも読んでくださってるんですか？ありがとうございます！嬉しいです！呼びかけまで(笑)ありがとうございます！読者様のコメントでなちのやる気スイッチ入ります！笑最後までお楽しみ^ ^ (2015年1月29日 0時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - まおさん» コメントありがとうございます^ ^イシンさん気になりますよね笑楽しみにしてください！最後までお付き合いよろしくお願いします！ (2015年1月29日 0時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
いと - いつも楽しく読ませて頂いてます！なちさんの作品大好きで、今回の新作も更新がとても待ち遠しいです！そこで、作者さんのテンションあげるためにみなさんもっとコメントしましょう♪ (2015年1月29日 0時) (レス) id: 5cbcbc373e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なち
| 作者ホームページ：http://twitter.com/nachi_nachi_exo
作成日時：2015年1月14日 0時
