バスキンロビンズ ページ6
「おはようございます」
GS「あ、A。おはよう。」
私を見てハートの口でニッコリ笑うのはバイト先の先輩、ギョンス君
GS「今日、新作入ったけど味見する？」
「します！」
ギョンス君が出してくれたピンク色のスプーンを咥えると口の中に広がる甘〜い味。
幸せの味に思わず頬がほころぶ
GS「ふふ、去年と同じ季節ものだけど、やっぱりここのアイスははずれないよね。」
私が大学に入ってすぐ始めたのは世界的に有名なピンクと白を基調にしたアイスクリーム屋さん
大学終わりのこの時間は私とギョンス君の2人で店番をしている
GS「今日も暇かな？」
書類をパラパラめくりながらポツリと呟いたギョンス君はクリクリの目でじっと書類を見ている
「冬に暖かいところで食べるアイスって最高なんですけどね。」
窓の外をボーッと眺めながら呟く
GS「…なんかあった？」
突然振られた話に驚いて顔を向けると、さっきまで書類に向いていたギョンス君の瞳は心配そうにジッと私を見つめていた
何もないフリしても、結局ギョンス君にはすぐバレちゃう
あの大きな瞳で千里眼みたいに全てを見透かしてるんじゃないかとたまに思うくらい
再び書類に視線を戻したギョンス君だったけど、その方が私も話しやすい
「今日、彼氏に振られました。」
小さい声でポツリと呟くとまた？という驚きの声が返ってくる
ニョリオッパといい、ギョンス君といい割と失礼な言い方よね
GS「で？今回も弟君が、関係してるの？」
相変わらず書類を見ながらもギョンス君はちゃんと私の話を聞いてくれる
「うーん、結局今回も何してるのか分からなかったんですけど、別れたって言ったら嬉しそうにしてたから多分また何かしたと思います。」
確実な証拠はないけど、私に彼氏ができると必ず裏で何かをしているジョンイン
それに私が気付いてるのを、ジョンインは知らないからずっと繰り返されてきた
GS「今回も何も言わなかったの？」
ニョリオッパ同様毎回話を聞いてくれるギョンス君には、前からジョンインにやめてほしいと言うべきだと言われていた
「言えませんでした。」
そんな私にギョンス君は呆れ顔
GS「ジョンイン君もヤバめのシスコンだけど、Aも大概ブラコンだよね。」
ブラコン…やっぱりそうなのかな？
いつまで経っても私離れをしないジョンインは完全にシスコンだ
私から着いてったりとかは一切しないけど、着いてくるのが嫌じゃないんだから私もブラコンってことなのか
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なち(プロフ) - ゆちょさん» わぁ^ ^嬉しいです！ありがとうございます！！ (2016年1月31日 21時) (
レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょ(プロフ) - レイペンにしたら神小説…もうニヤニヤニヤニヤ幸せっす（笑）ありがとうございます涙 (2016年1月30日 16時) (レス) id: db7bf1d769 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - いとさん» コメントありがとうございます^ ^わぁ、いつも読んでくださってるんですか？ありがとうございます！嬉しいです！呼びかけまで(笑)ありがとうございます！読者様のコメントでなちのやる気スイッチ入ります！笑最後までお楽しみ^ ^ (2015年1月29日 0時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - まおさん» コメントありがとうございます^ ^イシンさん気になりますよね笑楽しみにしてください！最後までお付き合いよろしくお願いします！ (2015年1月29日 0時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
いと - いつも楽しく読ませて頂いてます！なちさんの作品大好きで、今回の新作も更新がとても待ち遠しいです！そこで、作者さんのテンションあげるためにみなさんもっとコメントしましょう♪ (2015年1月29日 0時) (レス) id: 5cbcbc373e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なち
| 作者ホームページ：http://twitter.com/nachi_nachi_exo
作成日時：2015年1月14日 0時
