見張り ページ45
GS「いらっしゃいま……あれ？二人一緒なの？」
図書館からバイト先まで送ってくれたイシンさん。
二人で現れたことに今日の勉強会……デートのことを知らないギョンス君は驚いている。
GS「なんで一緒？」
「あ、前に行ってた勉……」
YX「ふふ、デート。」
ギョンス君の質問に答えようとした私にイシンさんは被せるように言う。
あー、と意味深にニヤニヤするギョンス君に私の顔は再び熱くなる。
「き、着替えてきます。」
そんな自分が恥ずかしくて、私は逃げるようにスタッフルームに飛び込んだ。
着替えてお店に出ると、いつもの席に座るイシンさんと談笑するギョンス君。
私を見つけたイシンさんは優しく微笑みながら手を振っている。
私はカップにアイスを注いでイシンさんの元に向かう。
「これ、アイスで申し訳ないですが今日のお礼です。」
YX「ふふ、ありがとう。」
ニコリと笑うイシンさんを見てたら私も笑顔になる。
GS「お礼って、お店のじゃん。」
割といい雰囲気だったのに薄目でジロッとこっちを見るギョンス君のせいでぶち壊し。
「あとで、ちゃんと払います！」
GS「本当だか…？」
そんな私達のやり取りを見てイシンさんはクスクスと笑っていた。
しばらくしてダンススクールへと向かっていったイシンさん。
今日は勉強してドキドキして忙しかったけど、楽しかった。
GS「Aよかったね。」
唇をハート型にして笑うギョンス君に頷く。
ちょっと照れくさくて恥ずかしいけど、悪くもない。
GS「……あ。」
ギョンス君の声で顔を上げると店の外にはこちらをじっと見ている弟。
「本当にバイトしてるか確認しに来たんだ。」
GS「なに？疑われてたの？」
外を見ながらなるべく口を動かさずに話す私達。
「はい。」
ブスッとした表情でゆっくり中に入ってきたジョンイン。
GS「ジョンイン君いらっしゃい。」
JI「ども。」
やっぱりギョンス君は一目置いているのかぺこりとちゃんと挨拶をする。
JI「A、俺練習終わったけどバイト終わる時間に迎えに来るから。」
「分かった。夕飯、ペダル(出前)でチキンでも頼んで。」
JI「ん。」
本当に確認に来ただけなのか、それだけ言ってさっさと帰っていった。
GS「イシンヒョンと鉢合わせなくてよかったね。」
「ええ、本当に。」
ほんの数分ずれていればバッタリ遭遇してしまっていたこの状況に、私の心臓はドキドキとしていた。
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なち(プロフ) - ゆちょさん» わぁ^ ^嬉しいです！ありがとうございます！！ (2016年1月31日 21時) (
レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょ(プロフ) - レイペンにしたら神小説…もうニヤニヤニヤニヤ幸せっす（笑）ありがとうございます涙 (2016年1月30日 16時) (レス) id: db7bf1d769 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - いとさん» コメントありがとうございます^ ^わぁ、いつも読んでくださってるんですか？ありがとうございます！嬉しいです！呼びかけまで(笑)ありがとうございます！読者様のコメントでなちのやる気スイッチ入ります！笑最後までお楽しみ^ ^ (2015年1月29日 0時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - まおさん» コメントありがとうございます^ ^イシンさん気になりますよね笑楽しみにしてください！最後までお付き合いよろしくお願いします！ (2015年1月29日 0時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
いと - いつも楽しく読ませて頂いてます！なちさんの作品大好きで、今回の新作も更新がとても待ち遠しいです！そこで、作者さんのテンションあげるためにみなさんもっとコメントしましょう♪ (2015年1月29日 0時) (レス) id: 5cbcbc373e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なち
| 作者ホームページ：http://twitter.com/nachi_nachi_exo
作成日時：2015年1月14日 0時
