常連さん ページ41
図書館での約束をしたものの中々日程の決まらない私達。
最終課題の提出は来年だからまだ大丈夫なんだけどね。
図書館には行けてないけど、あれからなんだかんだ毎日イシンさんとは会っていた。
なぜかというと………。
JD「ヒョン！これオススメ！オンマヌンウェゲイン(母は異星人)美味しいよ！」
YX「ふふ、なんか変な名前だね〜。」
アイスマニア、ジョンデさんと一緒にほぼ毎日お店に現れるから。
YX「Aちゃん、ダブルベリー下さい。」
「はい。」
JD「え？ヒョン俺のオススメ無視？！」
いつもじっくりショーケースを見て決めるイシンさんはベリー系が好きみたい。
「イシンさんもアイス好きなんですね。」
私からアイスを受け取ったイシンさんは私の言葉にキョトンと首を傾げている。
YX「違うよ、アイスが好きなんじゃなくてAちゃんに会いに来てるんだよ？」
ふふふっとふんわり笑った彼はそのままジョンデさんが座ってる席に向かった。
……えっと、それは……どういう……。
完全に言い逃げのイシンさんに私は呆然と固まる。
GS「なに？どうしたの、真っ赤な顔して。」
「ふぇ？え、え！？な、ななな何もないですよ！」
まるで止まってたかのように、急に慌ただしくドキドキとする心臓。
GS「ふーん。」
ギョンス君は目を細めてニヤニヤとこっちを見てくる。
「なっ、なんですか？」
GS「ん？Aって分かりやすいなと思って。」
「へ！？」
顔に出ていたのかと思うとさらに顔が熱くなる。
GS「ふっ、リンゴちゃん。」
クックッと笑いながらバックルームに行くギョンス君に置き去りにされる私。
この状態で放置しないでよ！
ちらっと客席を見るとスプーンを咥えるイシンさんと視線がぶつかった。
私はまだ赤い顔をしているのか、ふふっと優しい笑顔で笑っている。
ドキドキしすぎて息苦しいし、恥ずかしい。
"Aちゃんに会いに来てるんだよ？"
落ち着こうと思うのに頭の中にはイシンさんの柔らかい声がリピートされていた。
ドキドキとうるさい心臓も引くことのない頬の火照りも、綿あめみたいな笑顔を見るだけで切なくなる感情も。
全てが初めての感覚で、コントロールのできない自分の感情に戸惑いを覚えていた。
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なち(プロフ) - ゆちょさん» わぁ^ ^嬉しいです！ありがとうございます！！ (2016年1月31日 21時) (
レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょ(プロフ) - レイペンにしたら神小説…もうニヤニヤニヤニヤ幸せっす（笑）ありがとうございます涙 (2016年1月30日 16時) (レス) id: db7bf1d769 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - いとさん» コメントありがとうございます^ ^わぁ、いつも読んでくださってるんですか？ありがとうございます！嬉しいです！呼びかけまで(笑)ありがとうございます！読者様のコメントでなちのやる気スイッチ入ります！笑最後までお楽しみ^ ^ (2015年1月29日 0時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - まおさん» コメントありがとうございます^ ^イシンさん気になりますよね笑楽しみにしてください！最後までお付き合いよろしくお願いします！ (2015年1月29日 0時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
いと - いつも楽しく読ませて頂いてます！なちさんの作品大好きで、今回の新作も更新がとても待ち遠しいです！そこで、作者さんのテンションあげるためにみなさんもっとコメントしましょう♪ (2015年1月29日 0時) (レス) id: 5cbcbc373e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なち
| 作者ホームページ：http://twitter.com/nachi_nachi_exo
作成日時：2015年1月14日 0時
