バチバチ ページ32
ユノさんの声で練習が始まり、私は隅っこに座って見学中。
なんでも、この7人組はここのダンススクールのトップの7人でその分ファンも凄いらしい。とテミン君にさっき教えてもらった。
トップとだけあってやっぱりみんな凄く上手い。
私はジョンインがここに通い始めるまで二人一緒にバレエを習ってたくらいで、難しい事はよく分からなけど、凄いのは分かる。
YX「大丈夫？つまらなくない？」
スッと私の隣に座ったイシンさん。
さっきあれだけうちの弟がバチバチしてたのに、この人平気で来たよ。
YX「ふふ、大丈夫だよ。ジョンイナ集中して踊ってると周り目に入らないから。」
私の心配はバレバレだったようで、目を細めて笑うイシンさんは確信犯だ。
YX「Aちゃんがここに居てビックリした。」
「私もです。イシンさんが同じダンススクールに通ってたなんて。」
そんな偶然あるのかって位驚いた私は、実際今もまだ信じられない。
YX「今日、ジョンデとお店行ったんだけど、Aちゃん居なかったから。」
「え？！そうなんですか？」
よりによってお休みの日に来てくれるなんて！
私がいる時に来てくれれば良かったのに。
YX「でも、ここで会えたからいいや。」
「え？」
どういう意味だろうと不思議に思いイシンさんの方を見ると、優しい笑顔で練習を見ていた。
……綺麗な横顔。
私の周りには顔が整った人が多いけど、イシンさんはなんか雰囲気が違くて……。
うーん、童話から出てきた王子様って感じ？
YX「あらら。」
突然フッと笑いながら呟いたイシンさんの視線の先を辿ると、こっちを指差すテミン君と凄い顔でこっちを見ているジョンイン。
YX「あはは、見つかっちゃった。」
笑顔のイシンさんはそのままズンズンこっちに来るジョンインを気にしてないって感じ。
YX「Aちゃんが僕の事見つめてるからジョンイン怒ってるよ。」
「え？！」
イシンさんの言葉に顔が爆発しそうなくらい一気に熱くなる。
イシンさんボーッとしてたのに、私が見てたの気付枯れてたなんて恥ずかしい。
ジョンインが怒ってるのを知りながら平気でそんな事を言うイシンさんにドキドキして俯いてると、視界にジョンインの靴が入った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1400人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なち(プロフ) - ゆちょさん» わぁ^ ^嬉しいです！ありがとうございます！！ (2016年1月31日 21時) (
レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょ(プロフ) - レイペンにしたら神小説…もうニヤニヤニヤニヤ幸せっす（笑）ありがとうございます涙 (2016年1月30日 16時) (レス) id: db7bf1d769 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - いとさん» コメントありがとうございます^ ^わぁ、いつも読んでくださってるんですか？ありがとうございます！嬉しいです！呼びかけまで(笑)ありがとうございます！読者様のコメントでなちのやる気スイッチ入ります！笑最後までお楽しみ^ ^ (2015年1月29日 0時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - まおさん» コメントありがとうございます^ ^イシンさん気になりますよね笑楽しみにしてください！最後までお付き合いよろしくお願いします！ (2015年1月29日 0時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
いと - いつも楽しく読ませて頂いてます！なちさんの作品大好きで、今回の新作も更新がとても待ち遠しいです！そこで、作者さんのテンションあげるためにみなさんもっとコメントしましょう♪ (2015年1月29日 0時) (レス) id: 5cbcbc373e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なち
| 作者ホームページ：http://twitter.com/nachi_nachi_exo
作成日時：2015年1月14日 0時
