ダンススクール ページ29
TM「やっほー。おはようございま〜す！」
そんな私にお構いなしのテミン君は勢いよく扉を開けた。
「え？わ、ちょっと！」
扉の前から動けない私の腕を引くテミン君はズンズンと中に入っていく。
JI「お前、遅ぇよ！」
ストレッチをしていたジョンインが振り返り、私を視界に入れると目を丸くして固まった。
TM「ジャジャーン！ジョンインにお届けモノ〜！」
私の腕を掴んだまま楽しそうに笑うテミン君とは対照的にヒヤリと汗が背中を伝う。
JI「お前、なにしてんの？」
不機嫌そうに眉を寄せたジョンインはスタスタとこっちにやって来る。
「あの…ね。」
不機嫌の理由がわかる私はしどろもどろ。
TM「もーう、ジョンイン怖〜い！」
全然怖がってなさそうに可愛くいうテミンはこの状況を絶対楽しんでいる。
JI「おい……テミナ。」
TM「なぁーに？」
JI「…手。」
側で見下ろすジョンインの視線の先は私の手首を掴むテミン君の手。
TM「あは、ごめーん！そんな威嚇するなよ。」
パッと手を離したテミン君はとっても楽しそうで、絶対ワザと掴んでたんだなって確信した。
JI「Aこっち。」
ジョンインに手を引かれドアに向かおうとしたその時、ぞろぞろと男の人が4人入ってきた。
DH「おっはよー！」
EH「よー！」
その様子にはぁ……と深くため息をつくジョンイン。
何事？とキョロキョロとしていると、男の人達と目が合った。
EH「え？！この子誰？」
DH「可愛いー！」
みんな不思議そうにこっちを見てる中、子犬みたいな顔した人が手を広げてこっちにやってきた。
到着する前にジョンインは私の手を引きサッと背中に私を隠す。
DH「ちょ、ジョンイナ！なんで隠すんだよ。」
JI「近寄んないでください。ドンヘヒョンが1番危ない。」
ドンへさんと言われた子犬顔の人は私を見ようとヒョコヒョコ左右に揺れている。
後ろではそんな私たちを見てテミン君が大爆笑。
YH「なにやってんの。」
大人っぽい雰囲気の人が近くに来るとドンへさんは止まった。
DH「ユノヒョン！だってジョンインが見せてくれない。」
EH「見せてくれないーい。って子供かお前は。」
気付いたら周りにみんな集まっている。
よほどこの状況が面白くないのかジョンインは舌打ちをして超絶不機嫌だった。
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なち(プロフ) - ゆちょさん» わぁ^ ^嬉しいです！ありがとうございます！！ (2016年1月31日 21時) (
レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょ(プロフ) - レイペンにしたら神小説…もうニヤニヤニヤニヤ幸せっす（笑）ありがとうございます涙 (2016年1月30日 16時) (レス) id: db7bf1d769 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - いとさん» コメントありがとうございます^ ^わぁ、いつも読んでくださってるんですか？ありがとうございます！嬉しいです！呼びかけまで(笑)ありがとうございます！読者様のコメントでなちのやる気スイッチ入ります！笑最後までお楽しみ^ ^ (2015年1月29日 0時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - まおさん» コメントありがとうございます^ ^イシンさん気になりますよね笑楽しみにしてください！最後までお付き合いよろしくお願いします！ (2015年1月29日 0時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
いと - いつも楽しく読ませて頂いてます！なちさんの作品大好きで、今回の新作も更新がとても待ち遠しいです！そこで、作者さんのテンションあげるためにみなさんもっとコメントしましょう♪ (2015年1月29日 0時) (レス) id: 5cbcbc373e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なち
| 作者ホームページ：http://twitter.com/nachi_nachi_exo
作成日時：2015年1月14日 0時
