ハッピーオッパ ページ25
CY「A〜！！！」
授業が終わり下山していると、まだ遠くに見えるというのに、飛びっきりの笑顔で手……いや腕をブンブン振ってるニョリオッパ
周りからの視線がビシビシささる
オッパがいつもヘラヘラ笑ってるから忘れがちだけど、ニョリオッパも相当モテる
整った顔立ちだしスタイルはモデル並み
高校の頃なんて雑誌に載ってたりもした
そんなオッパが私に手を振ってるのだ
周りの女子からはお前なんだよ？って怒りの声が聞こえてきそう
残念ながら皆さんが想像するような関係ではないんだどね
「待った？」
CY「いや、全然！俺も今来たところ！」
ニカッと笑うオッパの鼻と耳は寒さで赤くなっている
今日は最高気温がー7度だから待ってたことなんて一目瞭然なのに……相変わらず嘘が下手なんだから
CY「この前、ベクがね〜！」
並んで歩き出したとたんベラベラ話し始めたオッパ
うるさいって思う時もあるけど、つまらない話でさえ楽しそうに話すオッパの話を聞くのが私は好きだった
ーーPLLLL
CY「あ、ごめん電話出るね。」
一人で話してるだけなのに、こうやっていちいち了承を得るあたりオッパの人柄が出てる気がする
CY「え！？マジで？うーん、でも今日は……。」
何か用事が出来たのかチラッとこっちを見るオッパ
本当、分かりやすい
「オッパ、私一人で帰れるから大丈夫だよ。」
CY「や、でも……。送り届けるという使命が……。」
なんだかよく分からない使命感があるようだ
別に私子供じゃないし、暗くもないんだから一人で帰れるよ
ジョンインが心配しすぎなだけだし
CY「え？！違うよ、彼女じゃないよ。ベクもこないだ会ったじゃん……そうそう、幼なじみの！」
私に電話に忙しいなオッパ
「オッパ、本当に一人で帰れるから！ベクさんとこ行きなよ。」
オッパの親友のベッキョンさん。
数回挨拶した程度だけど、話しはオッパから耳にタコができるほど聞いている
CY「本当に？…俺、ジョンインに怒られないかな？」
ヒョンのクセになんでビビってるのよ
「ジョンインには内緒にしとくから、ほら行った行った！」
私がシッシと手を振ると、オッパは顔の前で申し訳なさそうに手を合わせ電話をしながら駅に向かって行った
久しぶりに一人で帰るのでいつもは必ず右手にある温もりが無いのは変な感じ
人通りの少ない住宅街に氷のような冷たい風が吹き抜ける
「わ、寒っ。」
凍てつく寒さについでた独り言をキッカケに私は歩みを早めた
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なち(プロフ) - ゆちょさん» わぁ^ ^嬉しいです！ありがとうございます！！ (2016年1月31日 21時) (
レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょ(プロフ) - レイペンにしたら神小説…もうニヤニヤニヤニヤ幸せっす（笑）ありがとうございます涙 (2016年1月30日 16時) (レス) id: db7bf1d769 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - いとさん» コメントありがとうございます^ ^わぁ、いつも読んでくださってるんですか？ありがとうございます！嬉しいです！呼びかけまで(笑)ありがとうございます！読者様のコメントでなちのやる気スイッチ入ります！笑最後までお楽しみ^ ^ (2015年1月29日 0時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - まおさん» コメントありがとうございます^ ^イシンさん気になりますよね笑楽しみにしてください！最後までお付き合いよろしくお願いします！ (2015年1月29日 0時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
いと - いつも楽しく読ませて頂いてます！なちさんの作品大好きで、今回の新作も更新がとても待ち遠しいです！そこで、作者さんのテンションあげるためにみなさんもっとコメントしましょう♪ (2015年1月29日 0時) (レス) id: 5cbcbc373e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なち
| 作者ホームページ：http://twitter.com/nachi_nachi_exo
作成日時：2015年1月14日 0時
