中国語 ページ22
JD「でも、中国語で困ってるならヒョンに聞けばいいのに。」
「ヒョン？」
ニッコリ笑うジョンデさんに首を傾げる。
JD「この間来たイシンヒョン、覚えてない？」
「いいい、イシン……さん！？」
予想外の名前にどもっちゃったもんだから、隣でギョンス君が噴き出した。
ゲラゲラ笑うギョンスと慌てる私を見てジョンデさんは何事かと眉を八の字にして困っている。
「あ、あのでも。なんでイシンさんなんですか？イシンさんも外語専攻とか？」
気を取り直して何事もなかったように話し始める。
必死に冷静を装って喋る私がよっぽどおかしいのかギョンス君はまだ肩を震わせていた。
JD「へ？いや、専攻ってかイシンヒョン中国人だし。」
「へぇ。」
だから、中国語分かるのか。
なるほどなぁと頷く私。
「……って、え？！！イシンさん中国人なんですか？」
本日二度目の大声にジョンデさんはビクッと体を震わせる。
JD「あ……うん。気づかなかった？」
相変わらず八の字眉のままポリポリと頭を掻くジョンデさんを見つめたまま私は固まる。
GS「いや、気づかないでしょ。柔らかく喋る人だなとは思ったけど、まさか外人とは思わなかったよ。」
ギョンス君も驚いたのか、タダでさえ大きい目をパチパチさせながら感嘆していた。
「全然、…分からなかったです。」
驚き過ぎて他人事みたいになっちゃってる私の言葉にギョンス君も頷いている。
JD「あはは、そう？全然中国人だよ。」
あはは〜と気楽に笑うジョンデさんに若干イラっとしたのは気のせいではない。
GS「ちょうどいいじゃん。A教えてもらいなよ。」
ギョンス君のちょうどいいには色々な意味が含まれてる気がするけど……。
まぁ、ネイティヴスピーカーに教えてもらえることほど助かることはない。
JD「じゃあ、今度また連れてくるね。」
そう言ってニッコリ笑うジョンデさんに私も笑顔になる。
また会えるのか、そう思ったらワクワクする。
……ワクワクする？
中国語教えてもらえるから？
自分が何故そんなことを思うのか理解できない私は、ただこの感情を不思議に思っていた。
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なち(プロフ) - ゆちょさん» わぁ^ ^嬉しいです！ありがとうございます！！ (2016年1月31日 21時) (
レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょ(プロフ) - レイペンにしたら神小説…もうニヤニヤニヤニヤ幸せっす（笑）ありがとうございます涙 (2016年1月30日 16時) (レス) id: db7bf1d769 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - いとさん» コメントありがとうございます^ ^わぁ、いつも読んでくださってるんですか？ありがとうございます！嬉しいです！呼びかけまで(笑)ありがとうございます！読者様のコメントでなちのやる気スイッチ入ります！笑最後までお楽しみ^ ^ (2015年1月29日 0時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - まおさん» コメントありがとうございます^ ^イシンさん気になりますよね笑楽しみにしてください！最後までお付き合いよろしくお願いします！ (2015年1月29日 0時) (レス) id: c4c4776476 (このIDを非表示/違反報告)
いと - いつも楽しく読ませて頂いてます！なちさんの作品大好きで、今回の新作も更新がとても待ち遠しいです！そこで、作者さんのテンションあげるためにみなさんもっとコメントしましょう♪ (2015年1月29日 0時) (レス) id: 5cbcbc373e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なち
| 作者ホームページ：http://twitter.com/nachi_nachi_exo
作成日時：2015年1月14日 0時
