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「強制的な力は？」
ひとらん
「んー…コネちゃんの『孤独』の力に勝手に取り込まれなくなるとか
了承したなら入れるけど、してない時に後ろからみたいなのは無効化できるよってこと
あとトントンの幻覚とかもアヤからはどうにも出来ない強制的な力…そういうのを俺は無効化できるってことかなぁ」
「なるほど、ありがとう…理解しました」
ひとらん
「はーい…あとは印かぁ…何がいいかな」
うーん、と唸るひとらん
遂には立ち上がって部屋の中を徘徊し始める
ミズチがその後ろを着いていく
珍しい光景だと思いながら見ているが…
ひとらんは後ろから蛇が着いてくるのも怖くはないらしく、寧ろ向き合ってミズチと遊び始めた
お茶を飲んでその光景を見ているが
ペットと遊ぶ孫を見ているお婆ちゃんの気分
ひとらん
「あ、」
「思いついた？」
ひとらん
「…いや……マンちゃんに怒られるカモ…」
「え？」
やっぱりオスマンは何かあって急いでいたのか
けどなかなか確信を掴めないもどかしい状況だった
「何かあったの？」
ひとらん
「うん…俺の部屋出たらさ、すぐに次の部屋に行って欲しくて」
「…ん？」
私はひとらんの部屋に早く行けと言われて…
来て話を聞いたら次の部屋へ早めにと言われる…
何が起きてるんだろう
ひとらん
「俺からは詳しく言えないんだけど…いや、寧ろ俺のとこに居るのが好都合か…
俺はアヤを契約の相手として認めさせてもらう」
スタスタと近づいてきたひとらんが目の前に座る
そのまま右手を出すよう言われて差し出すと、
白い花や蔓の模様がついたシルバーのリングが中指に嵌められた
ひとらん
「大丈夫…俺が守るから」
ぎゅ、とそのまま右手を握られるのだが…
「あの、ひとらん…」
ひとらん
「なに？」
「……恥ずかしいです」
面と向かって守るとか…和解したこの状態では恥ずかしい
なんだろう
ショッピくんの好きを聞いた時は、契約交渉の気分だった
話し合いみたいな
だからかな…
話し合いより、談笑に近い今はあの時の好きという言葉よりもずっと恥ずかしく感じた
ひとらん
「…え、可愛いじゃん」
「やめて！」
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遅 - 初コメ失礼します！！作品の作り込みや一人一人の感情の深さの表現がとっても素敵で引き込まれました…！！！気付いたら全部読み終わってました。笑 素敵な作品を書いてくださりありがとうございました！ (8月4日 3時) (
レス) @page49 id: 6fef5ebc6c (このIDを非表示/違反報告)
霜月 - (多分)初コメ、そして完結おめでとうございます！主様の発想力と言うのか妄想力(？)と言うのか...ほんとに凄いです..！個人的に最初見た時、白衣の男がDr.krrさんだと1人で解釈してました..その頃の自分を殴りたいです☆これからも面白い作品などを楽しみに待ってます！ (2021年11月6日 20時) (レス) @page48 id: 4aa0d1b896 (このIDを非表示/違反報告)
かの(プロフ) - 完結おめでとうございます。内容が凄く複雑で解説を見ながら見直しました、、笑とても面白い作品でした、作って頂き有難うございます。他作品でも内容が作り込まれており、見ていて作品に呑み込まれる様で楽しかったです。これからも応援しています、頑張って下さい。 (2021年11月4日 18時) (レス) @page48 id: bbb0e22792 (このIDを非表示/違反報告)
はぁぶ。@低浮上 - メチャクチャ作りこまれていて、なんかすごかったです（語彙力皆無）完結おめでとうございます！ (2021年11月4日 15時) (レス) @page48 id: 457f98608e (このIDを非表示/違反報告)
とうみん(プロフ) - 完結おめでとうございます！解説で伏線に気づき、もう一度読み直しましたwすごく面白かったです！！ところで、結局死後の世界？でd！とアヤちゃんは再会できたのでしょうか…？ (2021年11月4日 12時) (レス) @page48 id: a126db2d2e (このIDを非表示/違反報告)
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