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コネシマ
「ん、はは
…いや、ええぞお前…そういうんええな…
蛇、外出して来ぃ」
許可を貰った
部屋を一度出て、目の前の窓辺に蛇を降ろ…
「えっと……ミズチ
ねぇミズチ、君はミズチ…」
パッとつけた名前だが…
その名に反応してくれ…た、多分
「えっとね、降りて欲しいんだけど…」
ジッ…とこちらを見つめて
彼か彼女か分からないが、手から降りようとしない
「煙草の煙、ミズチには危ないと思うんだ…
だからね…好きなところ行っていいよ
通じてるならその…待っててくれたら嬉しいけど…」
結構、心細さはミズチに埋めて貰っていたから
けど蛇に言語も表情も伝わるとは思っていない
うーん…
「ミズチ…」
？
「離れたくないってずーっと訴えとるけど」
「…へ？」
突然後ろから知らない声がかかって
振り向いた先には、緑のパーカーを着た男性が立っていた
フードで顔は殆ど見えないが…チラリと黄緑の目が覗いてた
？
「その、ミズチが離れたくないって言っとる」
「え……そう、なの？」
？
「……なんで離そうとしてたんや、お前」
「えっと……コネシマさんの部屋にお邪魔してるんですが、煙草控えようとしてくださってて…
けど申し訳ないから、と思ったんですが…ミズチには毒かなと」
あぁ…とその人は理解したかの様な声を出してミズチの方へ手を伸ばした
？
「お前の主人、お前が嫌いなもんから離してやりたいんやって
……俺と待ってようぜ」
その手に、ミズチはするりと移っていった
驚くほど簡単に
？
「よしよし、ええ子や…
お前さっさとシッマと話済ませて来い
死んでも生きてても、俺がこいつと結果つくまで此処で待っててやっから」
「…ありがとうございます
またねミズチ」
お辞儀をして、少しミズチに手を振ってからコネシマさんの部屋へ戻る
誰だかわからなかったが、少し安心した
＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿
ゾム
「お前の主人、警戒心無いな
今俺に首刎ねられるとか思わんかったんかな」
…
ゾム
「ふぅん…そんな優しいんや」
…
ゾム
「俺らの命を任せられるかはさておいて…
そういう点は良いなって思うわ」
…
ゾム
「んははっ、お前の主人…なぁ
俺は殺さへんよ、お前の前ではな」
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シロ(プロフ) - とても面白かったです！続きも楽しみにしてます！！！ (2021年10月16日 22時) (
レス) @page50 id: a4ad6ae738 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 素敵な作品ありがとうございます！！！！！更新まってます！ (2021年10月16日 15時) (レス) @page50 id: b410cfc145 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 白瀬妖さん» はい！頑張ってください！ (2021年10月11日 19時) (レス) id: dbadc04c4b (このIDを非表示/違反報告)
白瀬妖(プロフ) - mottsarerachizuさん» 楽しんで頂けているのでしたら幸いです。この調子で続けさせていただきます。ご協力ありがとうございます。 (2021年10月11日 18時) (レス) id: 33f684726d (このIDを非表示/違反報告)
白瀬妖(プロフ) - 桜華さん» 改善ページに追加で記載させていただきました。ご協力の方ありがとうございます。 (2021年10月11日 18時) (レス) @page36 id: 33f684726d (このIDを非表示/違反報告)
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