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チーノ
「ってことがあってからベッタリです」
私を後ろから抱きしめて歩くという器用な技を果たしているオスマンを見て
状況説明を求めたしんぺい神さんに、チーノが簡潔にだが説明をした
しんぺい神
「なるほど…把握した
えっと、ミズチはこの部屋に…居るけど結構暴れてるから…」
オスマン
「俺ん力があればアヤは余程のことが無いと死なんから大丈夫やと思うけど」
あれから、なんだかんだでタメ口となっていったのだが…
オスマン
「なんせ俺の神様になったんや」
そう、こうなった…
というのも、彼の力である『崇拝』を使うにはそうする必要があるらしく…
人の心の内を多少読む程度しかできなくなっていたそうだ
それだけでも十分ではと思ったが、過ぎたこと…
狂信的とか…過激派みたいなものではなく
その力で繋がっている限りであるから、大丈夫なはず
それよりも今は目の前の…ミズチがいるという部屋の話だ
しんぺい神
「オスマンとチーノは下がった方がええよ」
下がった2人と準備が整った私を見て、ゆっくり扉が開いた
「…わ…ぁ……ミズチ、ただいま」
後ろからも驚愕の声があがっているのが聞こえる
此方に気付いたミズチはズリズリと体をくねらせ寄ってきて…
足元で塒を巻くようにして絡みつき、頭を持ち上げた
そのまま鼻先を押し付けてくる
「ごめんね……大きくなったねミズチ」
2〜3mだったはずの体は5〜6mとなっていて
太い体がしっかり巻きついて離れない
そろそろ本当に食べられてしまいそうだけど、ミズチから敵意は感じないし、噛みつかれもしない
「皆のこと噛まないでね？…行こっか」
途端に足元から離れて近くを歩く…って言うより這うの方が正しいのか、進んでくれるミズチ
「もう重くて肩には乗せれないもんね…」
ミズチは此方を向いて舌を出す
話が通じてるみたいで不思議な感じ
「ミズチは賢い良い子だねぇ」
しんぺい神
「出すん…？」
「あ…」
けどミズチは私の足元をウロウロ
向こうでジリジリ後ろに下がるチーノへは見向きもしなかった
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シロ(プロフ) - とても面白かったです！続きも楽しみにしてます！！！ (2021年10月16日 22時) (
レス) @page50 id: a4ad6ae738 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 素敵な作品ありがとうございます！！！！！更新まってます！ (2021年10月16日 15時) (レス) @page50 id: b410cfc145 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 白瀬妖さん» はい！頑張ってください！ (2021年10月11日 19時) (レス) id: dbadc04c4b (このIDを非表示/違反報告)
白瀬妖(プロフ) - mottsarerachizuさん» 楽しんで頂けているのでしたら幸いです。この調子で続けさせていただきます。ご協力ありがとうございます。 (2021年10月11日 18時) (レス) id: 33f684726d (このIDを非表示/違反報告)
白瀬妖(プロフ) - 桜華さん» 改善ページに追加で記載させていただきました。ご協力の方ありがとうございます。 (2021年10月11日 18時) (レス) @page36 id: 33f684726d (このIDを非表示/違反報告)
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