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コネシマ
「なんでチーノの寝起きが面倒なことわかったんや」
「なんか…毎朝泣いてそうだなって」
コネシマ
「あってるわ
…んで、その蛇はグルッペンのもんちゃうってグルッペン直々のお言葉や、完全にお前のもんやな」
ついでと言わんばかりに聞いてきてくれたコネシマさんから告げられたのはグルッペンさんの蛇じゃないということ
「…お母さんとか、居ないのかな」
コネシマ
「雛の刷り込みみたいに、そいつの親はもうお前になっとんのやないけ」
ミズチがスルスルと腕を登って首元へ巻きついてくる
これでまだ成体じゃない…
アナコンダみたいな大きさになったらどうしよう
連れて歩ける気がしない
コネシマ
「…なぁアヤ」
「…はい？」
いきなり話しかけられて驚いた
振り向くと、コネシマさんは本を片手に此方を見ていた
コネシマ
「敬語外してみ」
「え…」
コネシマ
「チーノは気軽に話してんのに俺は無理か？」
そりゃもう威圧感が違いますけど
なんて言葉を口にすることもできないが…
「えっと…」
コネシマ
「お前は俺のもんや…出来るよな？」
すっ、と背骨が瞬間冷凍された様な気分
水色の目が細められて…
こっちへこいと手招きをした
「…はい」
言われるがままに寄ると、腕を引かれた
そのまま抱き止められ、端正な顔が眼前に広がった
ただし酷く歪んで苛立ちに塗れている
コネシマ
「俺はこのままお前を殺すことだって出来んねん
俺の力で簡単に存在のなくなるお前は死んだも同然や
俺だけのもんやってこと、忘れてるとか…んな訳ないよなぁ？」
「ッん"！？」
噛み付く様なその勢いに目を逸らした
瞬間、その口は此方の口に噛み付いてきたのだ
噛み付いたと言ったが歯が立てられたわけじゃない
ただのキス、されどキスだ
コネシマ
「忘れんなよ」
「ッ、っ！！」
コネシマ
「混乱しすぎやろ」
大きな声で笑い出したコネシマさん
言い返すに言い返せない混乱した頭…
目の前の顔を睨みつけてやろうとした瞬間
その頭が私から見て左から勢いよく叩かれた
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シロ(プロフ) - とても面白かったです！続きも楽しみにしてます！！！ (2021年10月16日 22時) (
レス) @page50 id: a4ad6ae738 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 素敵な作品ありがとうございます！！！！！更新まってます！ (2021年10月16日 15時) (レス) @page50 id: b410cfc145 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 白瀬妖さん» はい！頑張ってください！ (2021年10月11日 19時) (レス) id: dbadc04c4b (このIDを非表示/違反報告)
白瀬妖(プロフ) - mottsarerachizuさん» 楽しんで頂けているのでしたら幸いです。この調子で続けさせていただきます。ご協力ありがとうございます。 (2021年10月11日 18時) (レス) id: 33f684726d (このIDを非表示/違反報告)
白瀬妖(プロフ) - 桜華さん» 改善ページに追加で記載させていただきました。ご協力の方ありがとうございます。 (2021年10月11日 18時) (レス) @page36 id: 33f684726d (このIDを非表示/違反報告)
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