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「あの、私約束してないんですよね別に」
トントン
「いやいやそれが約束の証なんで」
「…死んでも良いので外すとか出来ますか？」
ダメです、と後ろから腹に腕を回されて捕獲される
「…トントンさんは、暖かいですね」
トントン
「なんや嫌味か」
「なんでですか」
まぁ多分、爆死した存在だから…なんだろうけど
暖かいと…眠くなってきちゃうな……
よく考えると朝起きたら不審者がいて
その不審者チーノ君に屋敷へ寝ていた時の服装のまま連れ込まれ…
その先にいた自律神経総狂わせしそうな威圧感を放つグルッペンさんと対話して
合計四人に殺されるんじゃないかとヒヤヒヤしながら死ぬ気で許可を取りに会話しに行ったのか
「普通に人生ハードモード」
トントン
「殺すぞ」
「すいません」
もう片方の腕がミズチを避けながら首の近くにまわってきたから、即座に首が絞められそうで怖い
というよりかは…
「あの…」
トントン
「なんや」
「距離感おかしくないです？」
トントン
「………お前に死なれたら約束も果たされんで困るんやわ、守ろうとして当たり前やろ」
「いやここ貴方の部屋なんですけど」
許可を得てから数分、一瞬も離して貰えない
もう夕方になっている
それこそ空が赤くなっているのだ
1日の時間が惜しいとグルッペンさんは言っていたのだから…
コネシマ
「トントォーン！！
お！？アヤ居るやんけ！此処まで来てたんか！」
耳が、死ぬんじゃないかと思った
突然開いた扉からどでかい声が飛び込んで来て…
楽しそうなその声が無遠慮に目の前で発された
耳を防御する術はなかった
「…ぅ」
トントン
「シッマ、声でかい」
コネシマ
「んぁ、すまん！」
トントン
「…おう」
諦めた様子のトントンさんは、不意に腕の力を強めた
「っ…？」
トントン
「んで、シッマは何用や」
コネシマ
「あぁ…んーとな、この次のステージ5の奴が今日と明日居らんからって伝えよう思って」
…マジでか、と
何処となく絶望のBGMが頭を流れた気がする
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シロ(プロフ) - とても面白かったです！続きも楽しみにしてます！！！ (2021年10月16日 22時) (
レス) @page50 id: a4ad6ae738 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 素敵な作品ありがとうございます！！！！！更新まってます！ (2021年10月16日 15時) (レス) @page50 id: b410cfc145 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 白瀬妖さん» はい！頑張ってください！ (2021年10月11日 19時) (レス) id: dbadc04c4b (このIDを非表示/違反報告)
白瀬妖(プロフ) - mottsarerachizuさん» 楽しんで頂けているのでしたら幸いです。この調子で続けさせていただきます。ご協力ありがとうございます。 (2021年10月11日 18時) (レス) id: 33f684726d (このIDを非表示/違反報告)
白瀬妖(プロフ) - 桜華さん» 改善ページに追加で記載させていただきました。ご協力の方ありがとうございます。 (2021年10月11日 18時) (レス) @page36 id: 33f684726d (このIDを非表示/違反報告)
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