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「意味わかんない…もう……」
チーノ
「えー、可愛いですね！泣きますか？」
「ふざけんな、お前のせいでッ…」
チーノ
「じゃあ皆さんのところへ行きましょうか」
皆さんのところへ？
よく分からなくて顔を見ると、チーノは笑った
チーノ
「だってこんな狭い家に15人で居られるわけないやろ」
「じゃあ諦めてよ」
チーノ
「嫌や、これはアンタだけなんや」
ガシッと腕を掴まれ、理解できない事を言われる
何かした覚えもない
最悪だ
怖い顔をしたチーノが、静かに笑って…聞いたことのない言葉を喋った
ぐらりと視界が歪んで倒れそうになる
言葉が終わると同時に体を支えられて、居る場所は部屋じゃなくなっていた
「…は」
チーノ
「言ったでしょ、人やないって」
「………魔女…？狩らなきゃ…」
チーノ
「おい」
高い天井、煌びやかな装飾、ダークブラウンの木材が使われた…屋敷っぽいところ
敷かれた絨毯は…
そういえば私は裸足である
寝ていて、今の格好はインナーを着てパーカーを羽織り…短パンを履いているくらい
話の流れ的に私は誰かに会うのだろう
「…チーノさん」
チーノ
「ん？」
「私、服……」
チーノ
「……大胆でええと思うよ」
「絶対許さない」
知らんなぁ、と一歩下がって笑うチーノ
改まって敬称を付けたところで効果はなかった
チーノ
「まぁそれより、そろそろ来ますよ」
玄関口にまでお迎えしてくれるらしい
彼の言う死の具現化というのは案外怖くないものなのかもしれない
けれどやはり気を引き締めて…
？
「よく来てくれた、アヤ」
前言撤回は効くだろうか
目の前にいる男の威圧感に私は耐えれる気がしない
さっきから予想外のことが起こりすぎて感情がジェットコースターというやつだ
あぁ…
チーノ
「落ち着け〜」
とん、と肩を叩かれて少しずつ頭が冷静になっていく
取り乱していた
グルッペン
「私はグルッペン・フューラー
話は受けていただろう通り、これから我々の宿主として宜しく頼む」
その満面の笑顔が
酷く邪悪に…悪魔の笑顔の様に見えた
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シロ(プロフ) - とても面白かったです！続きも楽しみにしてます！！！ (2021年10月16日 22時) (
レス) @page50 id: a4ad6ae738 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 素敵な作品ありがとうございます！！！！！更新まってます！ (2021年10月16日 15時) (レス) @page50 id: b410cfc145 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 白瀬妖さん» はい！頑張ってください！ (2021年10月11日 19時) (レス) id: dbadc04c4b (このIDを非表示/違反報告)
白瀬妖(プロフ) - mottsarerachizuさん» 楽しんで頂けているのでしたら幸いです。この調子で続けさせていただきます。ご協力ありがとうございます。 (2021年10月11日 18時) (レス) id: 33f684726d (このIDを非表示/違反報告)
白瀬妖(プロフ) - 桜華さん» 改善ページに追加で記載させていただきました。ご協力の方ありがとうございます。 (2021年10月11日 18時) (レス) @page36 id: 33f684726d (このIDを非表示/違反報告)
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