【名探偵コナン】結婚相手は抽選で

18話 ページ19

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『よし、出来た！』

私の好きな和食になってしまったが味噌汁を飲むことで少しは二日酔いも和らぐだろう。


ふと、壁にかけられている時計に視線を向けると7時を過ぎていて随分朝ごはんに手間をかけていたなと苦笑する他ない。

研二くんも松田くんも今日は休みなのか仕事なのかわからないため起こそうとリビングへと足を進める。


暗い空間に入ると薄らと見えるふたつの塊はまだ一定のペースで動いていた。
まずは、比較的朝に強い研二くんから起こしにかかる。



『研二くん、おきて』

もう朝だよ、と言いながら肩を揺すると｢んん、｣と唸り声を出しながらゆっくりと長いまつ毛が揺れる。

萩｢、A…ちゃん、｣

『今日は仕事？』


研二くんの顔の近くにしゃがみこんで聞くと、まだ頭は起きていないのか寝ぼけた様子で首を縦に振る。
『ご飯できたから食べよ？』と声をかけると｢うん、｣と舌の回ってない言葉で相打ちを打って、ゆっくりと起き上がる。


もう研二くんは大丈夫だろう、と思い次は隣で寝ているもじゃもじゃ頭を起こす。

『松田くーん、起きてー！』

方を揺すっても全く反応がないため声を大にして強く揺するがなかなか起きない。

『ご飯食べちゃうよー！』と肩を叩きながら言うと、｢ん、｣と反応が来た。顔を覗くと整ったベビーフェイスを歪めながら毛布へと潜り込もうとする。








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