番外編、柱合会議 ページ42
炭治郎君は木箱に貫通した刀を見て表情を大きく歪める。
木箱からはポタポタと血が流れてきた。
本当に刺さっちゃってるのか、、。
私だってあまり気分は良くない。
だって私、優しいもん。
ゴキブリを退治するのに躊躇っちゃうほど優しいもん。
(↑それみんなそう)
私は無言で炭治郎君を起き上がらせた。
隠「あっ、！！」
しのぶ「A、、！」
炭治郎君は起き上がった瞬間その場から飛んで実弥さんの前に移動する。
炭治郎「俺の妹を傷つける奴は！
柱だろうが何だろうが許さない！！！」
そんなセリフを言いながら炭治郎君は実弥さんの元へ走っていった。
よし行け！！
そしてあわよくば実弥さんを殴って欲しい。
何故って？
そんなの、、、なんか熱い展開になってきたからに決まってんじゃん！！
実弥「ハハハハ！
そうかい良かったなァ！！」
うん、ちょっと何言ってるかわからない。
義勇「やめろ！
もうすぐお館様がいらっしゃるぞ！！」
そーそー、どうすんのさ、お館様に失望されたら。
私だったら絶対泣くよ？
実弥さんも私と同じ思考に至ったのか(絶対違う)義勇さんの言葉にはわかりやすく反応した。
その時目の前に迫る炭治郎君に遅れをとった実弥さんは、結果として炭治郎から綺麗な頭突きをくらった。
それはもう、芸術的に綺麗な頭突き。
私は素直な賞賛の気持ちを込めて拍手をする。
義勇「、、。」
蜜璃「ブフッ！、、、すみません、。」
蜜璃ちゃんは大爆笑。可愛い。
炭治郎君は実弥さんが頭突きの衝撃で落とした木箱についた紐をぎゅっと握る。
炭治郎「善良な鬼と悪い鬼の区別もつかないなら柱なんてやめてしまえ！！！」
いや、そもそも善良な鬼なんかいるの？
あ、珠世さん。
実弥「てめぇ、、！ぶっ殺してやる！！」
一応私はみんなとは違って善良な鬼を知ってるワケだ。
なら、私はもう少し違った立場で今回の件を見る必要がある。
その時だった。
「お館様のお成りです！」
！！
お館様「よく来たね。
私の可愛い
お館様はそう言いながら私達の前にゆっくりと歩いてくる。
神様ありがとう。(？)
炭治郎「！？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 50人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
#はちみつ - 私にはもったいない言葉です、、！ありがとうございます（泣）正直めちゃくちゃ嬉しいです！！ (2021年5月9日 18時) (
レス) id: 0fbdbdc0fb (このIDを非表示/違反報告)
律花(プロフ) - #はちみつさん» すごいいい人……(泣)有難いお言葉です！よろしくお願いします！ (2021年5月9日 12時) (レス) id: b3a75af482 (このIDを非表示/違反報告)
#はちみつ - ありがとうございます！迷惑をかけることもあるかと思いますがよろしくお願いします！ (2021年5月9日 11時) (レス) id: 0fbdbdc0fb (このIDを非表示/違反報告)
律花(プロフ) - #はちみつさん» そんなそんな！とても面白いです！合作用の部屋を作るので出来たらお声がけしますね！ (2021年5月9日 0時) (レス) id: b3a75af482 (このIDを非表示/違反報告)
#はちみつ - こちらこそです！私国語が全くで（汗）説明の際に擬音ばっかりなので勉強させていただきたいです！ (2021年5月8日 22時) (レス) id: 0fbdbdc0fb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：#はちみつ | 作者ホームページ：nhatev-hdfs mitu1
作成日時：2021年5月2日 19時
