仰げば響く。[NARUTO×鬼滅の刃]

番外編、柱合会議 ページ40

Aside



炭治郎君は鬼となった妹について話し出す。






ぶっちゃけ「急だなー」とか、「回想シーン始まりそうだな」とか思った。





炭治郎「だけど、人を喰ったことは無いんです。


今までも、これからも。





人を傷つけることは絶対にしません。」







炭治郎君は私達柱に大真面目な顔で話す。








小芭内「くだらない妄言を吐き散らすな。」




、、いや、そもそもーー







小芭内「そもそも身内なら庇って当たり前。


言うこと全て信用できない。



俺は信用しない。」








おお、小芭内さんが私が思ったことを代弁してくれた。





炭治郎君、ウソはいらないから。


アレ、嘘とかついた方が首飛ぶからね。









妹の鬼に脅迫されてるとかなら私が退治してあげようか。





一瞬でズバンッだから。









行冥「あぁ、、、鬼に取り憑かれているのだ。


早くこの哀れな子供を殺して解き放ってあげよう。」








いやこっわ！！


解き放つ！？






行冥さんレベル違うこと言ってない！？








『妹は人を喰いませーん。


だから妹を殺さないでくださーい、、って。





なら、なんで鬼殺隊に入ったのさ。



鬼殺隊って漢字読める？3ページ書き取りしてこようか。』







しのぶ「なんで学校みたいになってるんですか。」




『私せんせーになりたかった人だから。』



無一郎「はいウソ。」



『よくわかったね。』



無一郎「見た目が"それ"だもんね。」



『おいコラ殴るぞ。』



しのぶ「性格も"それ"ですしね。」



『えっ。』








さすがの私でも鬼殺隊の意味くらい分かるよ。



鬼殺隊は、鬼を殺す隊ってことだよ。





鬼の妹を連れてその隊に入るとか、そんなの妹を殺してくださいって言ってるような物じゃん。






炭治郎「聞いてください！！


俺は禰豆子を治すために剣士になったんです！！


禰豆子が鬼になったのは二年以上前のことで！




その間禰豆子は鬼を喰ったりしてない！」






あれ、なんか、笑えてきた。(最低)






治すために剣士になった、、、、。


鬼を治すって、、、なんだろうね。







それに、治せるんだったら私は苦労してないってーの。






天元「話が地味にぐるぐる回ってるぞアホが。

人を喰ってないこと、これからも喰わないこと。



口先だけでなくド派手に証明してみせろ。」





それな。







私は呆れるようにため息をつく。

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