試験範囲は間違えると命取り ページ33
私には、あそこまで物事に正面から立ち向かうことなんか、できない。
出来ない事全てに理由をつけてきたから。
鬼の頸が腕力で切れないのは身長が足りないから。
ケガをしたのは体調が良くなかったから。
足を滑らせたから、寝てないから、ご飯を食べてないから。
全部に理由をつけて逃げてきた。
『"だって"って、、、こう言うのも、理由をつけてるって言うのかな?』
そう言って私は苦笑いをした。
サクラ「、、、そうかも。」
イノ「あの人と比べても、悲しくなるだけよー。」
『知ってた。』
しばらくそんな会話をして、二人とわかれた私は自分の病室に戻った。
ーーー
サクラside
私がAと初めて言葉を交わしたのは、
Aがアカデミーに転入してからしばらくした後だったかしら。
誰とでも仲良し、そんなAちゃんに今更話しかけるのは、凄い怖い
とか、今だったら絶対にあり得ない思考をしてたのを覚えてるわ。
それに、席がサスケ君の隣だもの。
そのお面に秘めた心の内を知りたいと思うのは私にとって当然。
そんなモヤモヤした思いを発散したくて、森の中で修行したの。(※木に当たってた)
しばらくして、落ち着いたら、どこからかまな板を刻む包丁のような音がしてることに気づいて。
その音を追ったらAがいたっけ。
ちなみに音の原因はルリが木を突く音だったわ。(←何してんの。)
『マジテストどうしよー、これ私進級できんかもー、やべーよ、マジやべーよ。』
Aはどうやらテストが近い術の練習をしてたみたい。
ふと、瞬きをしたら、次の瞬間Aは私の視界から居なくなっていて。
『確か、、
ゴホンッ、、、春野さん。』
後ろから聞こえたその声にとても驚いた。
サクラ「わっ!!
あ、、、A、さん。」
私は振り返りながらAの名前を呼んで。
『私に何か用かな?
あぁ、修業なら盗み見しなくても、
私はちゃんと教えるよ!』
A、アンタが練習してるのはテストに出ない術よ。
ちなみにアンタ、授業に関してはナルトと同等の睡眠学習じゃないの。
『ホラホラ、遠慮しなーーー』
サクラ「そうじゃなくて!
音がすると思って来てみたらAさんがいて、、
Aさん、サスケ君と、仲が良いって聞いたし、、」
気取らす奢らずありのまま→←真面目なヤツほど自分に自信を持っている
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#はちみつ - 私にはもったいない言葉です、、!ありがとうございます(泣)正直めちゃくちゃ嬉しいです!! (2021年5月9日 18時) (レス) id: 0fbdbdc0fb (このIDを非表示/違反報告)
律花(プロフ) - #はちみつさん» すごいいい人……(泣)有難いお言葉です!よろしくお願いします! (2021年5月9日 12時) (レス) id: b3a75af482 (このIDを非表示/違反報告)
#はちみつ - ありがとうございます!迷惑をかけることもあるかと思いますがよろしくお願いします! (2021年5月9日 11時) (レス) id: 0fbdbdc0fb (このIDを非表示/違反報告)
律花(プロフ) - #はちみつさん» そんなそんな!とても面白いです!合作用の部屋を作るので出来たらお声がけしますね! (2021年5月9日 0時) (レス) id: b3a75af482 (このIDを非表示/違反報告)
#はちみつ - こちらこそです!私国語が全くで(汗)説明の際に擬音ばっかりなので勉強させていただきたいです! (2021年5月8日 22時) (レス) id: 0fbdbdc0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:#はちみつ | 作者ホームページ:nhatev-hdfs mitu1
作成日時:2021年5月2日 19時