仰げば羽ばたく。[NARUTO×鬼滅の刃]

優しいヤツが怒ると怖いのは割とガチ ページ31

私はその倒れている人の近くに行く。





あ、体調よくなったわ。



すっげぇ動きやすい。







あ、関西キャラの男の人(男２)だ。







氷は男の人のギリギリで止まっていた。





私は男の人の肩をゆさって声をかける。






『あのぉー、、大丈夫、ですかぁー、、、』






すると男の人は驚いて飛び上がるように起きた。





男２「っ！




た、助かったんか、、俺、、、。




ってお前は！



悪かったから！







巻物も置いてーーー」






『待て待て落ち着けください。


えーっと、







私が気絶してる時、私、なんか氷みたいなの出しました？』







男２「っあぁ、、。




それで、俺が風遁でアイツらを飛ばして、、。







っおい！




俺の仲間は見とらんか！？」







、、、これ、私のせいでもあるよね、。




借りは返さないと、。








しょうがない、




『立ってください。



私も探します。』







私は座ったままの男の人に手を差し出した。








ーーー






男「ホンマ、ありがとうな。」





『いえ、私が撒いた種でもあるので、、。』




女「ごめんな、狙ったりして。」





男２「アンタが良いヤツで良かったわ。


ほな。」








三人はほぼ同時に木の枝に飛び移っていった。





良いヤツ、か。






この言葉は、私を喜ばせるには充分すぎた。







あ、男の人の仲間とは意外とすんなり会えたよ。






暗闇の中、音だけを頼りにしたからホント、
何かが出たかと思った。




ええ、何とは言わないけど何かが。



いや、怖いとかそういうのじゃなくてね？








出会えた瞬間の私のビビり様よ。






三人に割とかなり引かれた。






いるってわかってるのに何でビビるんだろうね。








うわ、考えるのやめとこ、悲しいわ。





私は塔を目指して歩き出した。








、。








、、、。









、、、、、、。









あれ、ここさっきの場所だ。








だって氷あるもん。









えっ、、えーっと、え？







ここどこだ？









『ルゥウゥゥリイィイイィ！！！』









ルリ「うるっせぇぇえワ！！」









待って、ルリの口から聞いたことない単語が。








ルリ「何ヨ。迷子？」








『え、あ、はいそうです。』









私は再び塔に向かって歩き出した。

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