水色の鍵を集める▼ ページ5
nk side
＿＿＿＿＿＿
nk「…じゃあ、まずはこの1のミッションからやってみる？」
br「そうだね、何も無ければいいんだけど…」
kn「じゃあ、」
そう言ってきんときは扉を開けた。
部屋は真っ黒な壁と天井で覆われていて、前方にはステージのような場所があった。
少し不安を感じて身震いしたが、必死に気にしないようにして中へと進んだ。
ステージの上には紙が落ちていた。
内容は…
sh「一人が全員分の『いいところ』を言う。」
kn「なんか、簡単じゃない…？ほんとにこれデ スゲーム？」
kr「まぁとりあえずやってみようぜ。問題は誰がするかだが…」
br「じゃあきりやんがやってよ。簡単でしょ！」
sm「じゃ、きりやんで決定で。」
kr「勝手に決めるな…いいけど。」
kr「…これ、ステージの上で言うやつ？なんか恥ず…」
br「気にするな！言っちゃえ！」
kr「…おけ。じゃあなかむから。」
kr「なかむはコミュ力高くて、コラボ先にもグイグイ行けるところ。」
kr「ぶるーくは多才で、変人なとこ。」
kr「シャークんはpvp強くて、真面目なとこ。」
kr「きんときは優しいとこと、歌上手いとこ。」
kr「スマイルはメンタル強いとこと人の話聞かないとこ。」
kr「はい、これだけでいいの？」
sm「ところどころ褒め言葉じゃないの混じってたけどな」
kr「いいだろ別に。本心なんだから」
br「ほんとにこれだけで鍵ゲットできるのかな…」
nk「待ってみて何も起きなかったらきりやんもう1回言おう！！」
kr「ちょ何それ俺だけ地獄じゃん」
先程までと違って和気あいあいとした空気が流れていたのだが、
nk「、いった!?!?」
俺の頭にいきなり何かが落ちてきた。
落ちたものを手に取ってみると、それは俺の色をした鍵だった。
br「なかむ大丈夫!?」
sh「それ鍵じゃん！！」
nk「うー…なんで頭に落ちてくるかなぁ…」
kn「でもよかった、ちゃんとクリアできてたよ」
sm「…なんかやたら簡単だったな。デ スゲームの筈なのに」
kr「確かに…逆に怖いな。」
sm「十分に警戒しておこう。」
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作者名：ささみ | 作成日時：2023年1月22日 9時
