白尾恋話

体調不良 kn×sh ページ6

sh side

風邪ひいた。気持ちの悪さと頭がふわふわしているせいで動けない、辛い、不快感。

あーあ、こんな時きんときがいてくれればな
なんて都合の良いことが頭をよぎる


sh「気持ち悪い...助けて...」


独り言を呟いているとがちゃりと玄関の開く音

そういえば、鍵かけ忘れてたっけ...あーあ、終わった、nakamu達ばっかにやらかしって言いまくってるけどよっぽど俺の方がやらかし上手じゃん...


kn「シャークん！？大丈夫！？！？」


おれが聞きたかった声だ...多分夢でも見てるんだろう...一連の流れは全部夢だったってことか、


目の前が真っ暗になる
気づいたらつけてないはずの部屋の電気がついてて眩しかった


kn「シャークん、良かった。目覚めた...」


安心したよ、と彼は呟く


sh「あえ...きんと...き？なんでここに...？夢じゃない...の？」


kn「夢？おれにはさっぱりだわwwそれよりもさ、今日デートだったでしょ？時間に来なくて〜迎えにきたらこうだったんだよ、鍵も空いてたしー、ほんと気をつけてよね！」


軽くデコピンされて、でも彼の手だから安心して、
ポロポロと涙をこぼしてしまった


sh「ｯあ...情けねぇな、おれ...」


kn「何言ってるの？シャークんは情けなくないよ
まぁ、でも情けないシャークんでも俺は好きだけどね」


目擦ったら駄目、と突然顔を寄せられたので思わずおれは赤面してしまった、これがダメだったのだろう

kn「うっわ、それ超そそられる、風邪治ったら覚悟しといてね？...だから今はこれだけ」


ときんときが言った後軽いリップ音が部屋の中に響いた



「この後は、お預けな」

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