マネージャーは猫が好き3

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「いたい……いたいよぉ…」




どこからか泣いている声が聞こえる……

苦しんでいる声……



どこだろう……








『！！……何してんの君ら』




公園の隅の方、一人の女の子を囲んで虐めている人達を見つけ近づく

彼らは私の声に、一瞬たじろいだが私が女だと知りすぐにニヤニヤと笑い始めた




「見りゃわかんだろ？お仕置だよこいつ約束破ったから、な！」


「あぁ、嘘つきにはそれなりの罰を与えねーといけないだろ？」


「お前もされたくなかったら早くどっか行けよ」




自分より体の小さな女の子をいじめる男子3人
脅しているつもりなのか私を睨みつける彼らに私は鼻で笑ってやった




『ばっかみたい』


「あ゛？」


『そうやって自分より力の弱い人をいじめてなんになるの？自分が人より強いと思いたいから？本当、ばっかみたい。』



よく見ると女の子の方は頬から血が出ているようだ


駆け寄ろうとする私の目の前にやってきた男子たち



私の言葉に顔を赤くさせて胸ぐらを掴んでくる

ほら、バカはすぐに手が出る、図星を突かれたらなおさら。ママの言ってた通りだ



拳を振り上げるそいつの目を睨みつけて目を離さないやってみろよ。なんて挑発的な目を向けるとたじろぐそいつ





「こら君たち！！何してるんだ！！」




「やっべ！警察だ！にげるぞ！！」




タイミングよく現れた警察のおじさんの声に逃げていった3人組

おじさんもそいつらを追って行ってしまった




私は未だ状況を把握出来ていない様子でポカンとしている女の子の元に駆け寄って視線を合わせた

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