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《僕の名前はハク。神様の使いだからね！人の言葉くらい喋るさ。》
「神様の使い…が、何故カラスに？」
《か、神様を守るために力を使いすぎたんだ！おかげで妖力、カラカラだよ》
表情豊かなネズミに困惑しながらも、取り敢えず家に帰るとこにした。
ネズミ、基ハクは面白そうだからついて行くという。
何も面白くないが、とりあえず早く帰りたい。
痛む体を庇いながらゆっくりと歩いた。
「いたた、カラスって力強いんだよ？知ってた？」
《あいつらなんていつもの僕なら触れさすことも無いのに！人間ってやっぱり軟弱だね》
「その軟弱な人間に助けられたくせに」
《ん？》
「ﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲﾃﾞｽ。」
ずるい。いつでも耳に噛みつくことが出来るこいつはガチで怖い。
家に辿り着くと菊さんが帰ってくる前に処置だけはしとこうと救急箱を探し回る。
こういうのは大抵タンスの上とかに置いてあるんだよなぁ。
《あ！あれじゃない？》
「ん？あっ」
やっぱりあった。
タンスの上にお馴染みの赤十字マークの書かれた箱が見える。
「……え、これ届かなくね？」
《チビだな》
「……。」
《なんだその目は》
お前が言うか？
私の掌に収まる大きさのハクを無言で見つめた後、踏み台になるものを探すことにした。
流石にあの高さじゃ菊さんも踏み台を使わないと届かないだろう。
でもなんでわざわざあんな高い場所に置くんだ？
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金なし大学生(プロフ) - ポチの飼い主さん» コメントありがとうございます！後々祖国以外のキャラクターも出てくる予定なので誰が出てくるか楽しみに最後までお付き合い下さい！ (4月3日 14時) (
レス) id: e75eea13ca (このIDを非表示/違反報告)
ポチの飼い主 - 最近ヘタリア熱再発したんですけどこの作品見つけることが出来てよかったです。面白くなりそうな予感がします！ぜひ頑張ってください！！更新待ってます！ (3月29日 19時) (レス) @page8 id: 064c9c6d48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：金なし大学生 | 作成日時：2024年3月29日 18時
