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25話 ページ26

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立花は、兵太夫にAの委員会見学を手伝うように言うと、自慢のサラサラヘアを靡かせて行ってしまった。

その後ろ姿を見送り、
兵太夫とAは、各委員会を回ることにした。



兵「では、同じい組の先輩が所属する委員会は飛ばして、同じ4年生のいる委員会へ行きましょう。
まずは、田村三木ヱ門先輩が所属する会計委員会です!!」




兵太夫について行くAは、ある部屋にたどり着いた。襖を開けると、中にいた団蔵と目が合った。


兵「端から順に、六年い組の潮江文次郎先輩。
三年ろ組の神崎左門先輩。一年い組の任暁左吉です」


兵太夫の紹介が終わると、Aと目の合った団蔵が駆け寄ってきた。



団「あっ!Aさんに兵太夫!!
見学に来たんですね!!では、僕が委員会の説明をします!!会計委員会は主に、各委員会の予算決めや支出計算など、学園の運営の一端を担っています
委員長の潮江文次郎先輩は忍術学園一ギンギンに忍者をしていると言われていて、先輩の発案で僕達の使うそろばんは全て10キロになっているんです」



銀色に輝くそろばんを見て、Aは苦笑した。



『えっと、熱い委員会だね…!!』


頷いてみせるA。取り敢えず部屋に入り
一つだけ仕事をしてみる事になった。



田「じゃあ、このプリントを頼む。」



田村に渡されたプリントには、沢山の文字が書いてあり、後ろから覗き込んでいた兵太夫は、うへぇ…
と引いていた。


『………。』



Aは、じっとプリントを見つめると、
そばに置いてあるそろばんに手をつけることなく
筆で書き始めた。

その事に委員長である潮江も手を止めて見ていた。



あっという間に終わらせたAに、
みんなは驚きの目や尊敬の目を向けた。


兵「すごいすごい!!Aさんはやーい!!」


団「そろばんも使わずになぜ出来るのですか!?」



興奮する1年生の傍らで、Aが先程やったプリントを見て、確認をする潮江は、プリントを置くと、ズンズンとAに近づいた。


潮「A!お前のその素早い計算力!気に入った
しかも強いそうじゃないか!!ぜひ我が委員会に入ってくれ!!」



顔を近づけて目をギラギラと輝かせてそう言う潮江に、Aは顔を引きながら、考えときますと答えた。

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静樹 - 返事、ありがとうございます!白い太陽さんの作品はどれもとても面白いので応援しています!出してくれたら直ぐに見ます!頑張ってください! (2021年8月12日 0時) (レス) id: c152cab7f1 (このIDを非表示/違反報告)
白い太陽(プロフ) - 静樹さん» すみませんっ!あまり伸びなかったので消してしまいました<(_ _)>でもこうやって見ていただいていたことが知れて嬉しかったのでいつかまた出そうと思います!内容は少し変わりますが、宜しければ見てくださいね! (2021年8月9日 15時) (レス) id: 00650487f2 (このIDを非表示/違反報告)
静樹 - あの、前あったツイステと忍たまの小説どうなったんですか?続きが気になります! (2021年8月5日 23時) (レス) id: c152cab7f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白い太陽 | 作成日時:2019年8月22日 6時

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