ロマンチスト ページ3
我、鴉 紺青に溶くる 君が月
僕はなかなかに乙女なアタマをしていると思う。
Aちゃんが冷たい時は落ち込むし、
Aちゃんが好きだと言ってくれたらやっぱり嬉しい。
僕が単純なだけかもしれないけどね。
君はいつも余裕で彼氏の僕よりかっこいい。
少し肌寒いと言っただけで手を繋いでくれる。
歩く時は君が車道側で、繋いだ指を絡めてくれる。
並んで夜空を見上げれば月が綺麗だと言う。
その言葉に「死んでもいいわ。」なんて返したら、かわいいと笑う。
まるで僕が女の子みたいじゃないか。
いつだってAちゃんは届かない所にいるのはわかってるけど、
やっぱり遣る瀬ないんだ。
だからね、君を後ろから抱きしめて、耳を噛んだの。
君が初めて揺れてくれたのを僕はシャツ越しに感じてたよ。
いつもより少し低い声で、いつもより甘い声で、
いつもの勢いは理性で閉じ込めて、耳許で「好き」って言った時の君がとっても…
夜に手を引かれてる。もう少しこのままでいようか。
僕はきっとロマンチスト。君はきっと僕たらし。
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考察して欲しい話。
ちなみに次も同じような形式の女の子ver.です。
20hitあざます。いや、あざまる水産よいちょまる〜。
サーセン。調子乗ったっすわ。これからもよろしくねぇ。
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作者名:虚無僧ノワール | 作成日時:2020年5月23日 10時